ダメ着:寒い季節のテレワーク

テレワークしてますか?

コロナ感染が広がって以降、日本でもテレワークが一般化したように思う。

爆発的な感染が減った昨今、テレワークから出社に戻す企業も増えてきているようだが、自分のようなIT職の場合はそのままテレワークのままのところも多い。むしろ、オフィスを縮小してしまっていたり、もはや満員電車による出勤や、始業時間5分前よりも早く起きることができない身体になってしまった人もいるだろう。

ところが、夏と冬はテレワークにとっては実は大敵である。それは室温だ。

オフィスはそれなりに快適な(寒がりや暑がりがいる場合は別)気温に固定されているのだが、自宅の場合はそうはいかない。いや、エアコンなり暖房なりをきちんとつければいいのだが、オフィス等にある業務用…というかオフィスビルの集合管理の空調設備と、一般家庭のエアコンではやはり質が違う。顕著なのが乾燥と室内の温度ムラだ。冬場は特に乾燥がひどい。そして頭ばかりぼーっとして、足は寒い、みたいなことにもなりがちである。

そんな状態でテレワークをするのは結構きびしい。エアコンを酷使しないでも快適な気温で仕事をしたいものだ。そこで考えたのは、暖房設備をあまり使わずとも暖かく過ごすことができる方法である。

テレワークにはゲーミングウェア

IT職のテレワークは主にパソコンに向かっての作業が中心だ。デスクから動くことは稀で、基本的にキーボードとマウスの操作しかしない。この動作、何かと同じではないだろうか? ゲーマーと同じだ。つまり、ゲーマーが暖かく過ごせる格好は、IT職がテレワークで快適に過ごせる格好と同じなのだ。(暴言)

そこで目をつけたのが ダメ着 だ。

「着る毛布」というか「歩ける寝袋」みたいな感じをイメージするといい。8000円弱とそんなに高いものでもないので、物は試しと買ってみたのだが…これがびっくりするほど暖かい。それなりに気密性のあるマンション(室温17〜19度)であれば、ぶっちゃけ寝間着の上にダメ着をきた状態でも暖房なしで過ごすことができる。つまり、始業の直前に起きたとしてもダメ着を上に着るだけですぐに仕事を開始できるのだ。やばい、これは便利すぎる。

難点を上げるならば、やはりトイレに行くのが少し面倒である。一応脱がずに行けるようなチャックが用意されているが、自分の身体にちょうど合うくらいのサイズだと少し難しい。もしも快適にトイレに行きたいなら、一回り大きいサイズを買うのをお勧めする。あと、ダメ着のまま寝ることもお勧めしない。ぶっちゃけ寝間着として使うには少し暑く、朝になったら汗をかいていることになる。

最後にもう1つ。これを着たままうっかりZoom会議に出ないように気を付けよう。