Song without wordz


Scene 16 - Mayakashi


RL:月霜のシーン。
月霜:スラム街で。
RL:OKです。スラム街、シーンカードはマヤカシ。

月霜:情報屋をひっつかまえてタカハシ以外にヒルコ関係で動いている人間を調べさせる。〈売買〉〈裏ルート〉16。
RL(情報屋):「タカハシ以外に動いてるって話は聞かねえなあ。擁護に回っているのもC.F.C.だけで他は一歩距離を置いてる感じがあるしな」
月霜:「他の企業もヒルコの始末をしたがってるの?」同じ組み合わせで16。
RL(情報屋):「完全に様子見だな。C.F.C.が成功したらそれで良し、失敗したら責任を押し付けようって腹だろう」
月霜:「ありがとう。もういいわ」タカハシの動きを掴みたいわね。何で判定すればいい?
RL:〈社会:企業〉でしょうね。
月霜:〈売買〉じゃダメ?
RL:代用判定ということで-5で判定してください。
月霜:〈売買〉〈裏ルート〉20。-5して15。
RL:タカハシの動きとしては、コネや情報屋を使っていろいろと工作を仕掛けているようです。あとN◎VA軍の動きを窺っているという話もあります。
月霜:N◎VA軍にヒルコを片付けさせようってことね。うーん、でもタカハシがヒルコの情報を流して何のメリットがあるんだろう……。
RL:判定がなければシーンを切りますが。
月霜:OK、舞台から下がります。

RL:舞台裏。
フォボス:さっき会ったガイという男を調べる。〈社会:N◎VA〉5。
RL:わかりませんね。
ガイ:フォボスという男の素性を調べる。〈コネ:マイケル・グローリー〉9。
フォボス:抵抗するなら何で判定すればいいですか?
RL:〈社会〉で判定してください。〈変態〉でもいいでしょう。
フォボス:〈変態〉13。
美夜:ガイさんと情報交換をしておく。


Scene 17 - Hiruko


RL:次のシーン。フォボスに戻しましょう。
フォボス:いったんデイリーマンションに戻ります。
美夜:それならチーム組んで登場。
月霜:同じくチームで。
RL:ではキャスト一味のアジト。シーンカードはヒルコ。

フォボス:ではマンションに戻ってきます。
ガイ:登場判定成功。戻ってきたところを捕まえる。「おかえりかい?」
フォボス:「よくここがわかりましたね。何か進展はありましたか?」
ガイ:「ああ、少しな」
フォボス:「なるほど、ここではなんですから中で話を伺いましょうか」
美夜:「おかえりー、あらガイさんも」ミリちゃんは起きてる?
RL:まだ寝ています。
美夜:(指を口に当てて)「しーっ」
フォボス:(小声で)「OK、隣の部屋で話しましょう」
ガイ:「久しぶりだな、月霜さん」
月霜:「まあね」
ガイ:「捕まってくれる気になったか?ブラックハウンドはいつでも留置所を空けて待ってるぞ」
月霜:「今回は捕まるようなことはまだやってないわ」
フォボス:「まあまあ、まずは状況の整理をしましょう。ガイさんには私の素性は教えてませんでしたね」
ガイ:「聞かせてもらおうか」
フォボス:「まあ大した素性じゃないですけどね。私の名前のままですよ。フォボスがいる星、それが私の故郷です」
ガイ:「……聞かなかったことにしておこう、その方が互いにいいだろう。一応休暇中だしな」
フォボス:「話がわかる方で助かります」
美夜:「なに?ガイさんクビになったの?」
ガイ:「いや、それはまだだ」
美夜:「あ、まだなんだ」
ガイ:「俺が出せるのはこいつらの情報だ」イヴとキイロのプロファイルを机に置く。
フォボス:「なるほど、この2人の目論見がどこにあるかが問題ですね」その2人がタカハシと仲が良かったかどうかわかりますか?
RL:〈社会:企業〉か〈社会:火星〉でどうぞ。
フォボス:12。
RL:記憶にある限りでは仲は良くも悪くもなかったです。仕事上のつきあいですね。
月霜:「聞いたところではイワサキとG.C.I.は今回の件に関して静観を決め込んでるらしいわ」
ガイ:「そっちの持っている情報は?」
美夜:「あ、アタシからいこう」イントロンで手に入れた情報を見せます。
ガイ:「見つかったんだな。そのメールは?」
美夜:全員のポケットロンに転送する。
ガイ:「タカハシの机の中、か」
フォボス:RL、〈心理〉でキイロの狙いを推測したいんですが。
RL:判定をどうぞ。
フォボス:キー効果でクリティカル。
RL:情報を与えて様子を見る、といったところではないでしょうか。
美夜:「これが本当の情報だとしても、罠の可能性もあるしねー」
月霜:「キイロはイワサキ出身だっけ?イワサキにとってはC.F.C.の力が減る方が嬉しいんじゃないの?」
フォボス:「あとはタカハシがなぜジェイドに情報をリークしたか……」
美夜:「タカハシの狙いはヒルコの抹殺でしょ?」
ガイ:「中で暴動をおこさせて抹殺するか?」
フォボス:「市民団体が中に入ってヒルコを救出すれば軍が出動する口実にはなるかもしれませんね」
ガイ:「規模が小さすぎる。あの報道で動く団体はないだろう」
美夜:「扇動するにはあれだけじゃ不十分ね」
ガイ:「この計画はタカハシの個人的な計画なのか?」
月霜:「タカハシの行動はC.F.C.がバックアップしてるわ。火星開発局の性質から言ってもC.F.C.の意向を汲んでいるのは間違いないわね」
フォボス:「あとは我々がどう動くか、ですね」
RL:長くなってきたので一度シーンを切りましょう。


Scene 18 - Exek.


RL:シーンカードはエグゼク。前のシーンの続きです。

フォボス:RL、火星開発局内部に千早の有力者はいないんですか?
RL:今回の件の担当者がいないだけで有力者自体はいます。
フォボス:「千早にヒルコ達の身柄を引き取ってもらうというわけにはいきませんかね」
月霜:「キイロかイヴと接触を取って、イワサキ、G.C.I.に頼んでM○●Nに送り返してもらった方がいいんじゃないかしら」
ガイ:とりあえず冴子姉さんの方に現状報告をしておこう。部屋の外に出てポケットロンでコール。
美夜:盗聴するー。ついでに枝払いも。
RL:枝はついでですか。まあ判定してください。
美夜:〈セキュリティ〉〈フリップ・フロップ〉15。
RL(冴子):「挨拶はいいわ。現状を報告してちょうだい」
ガイ:「2名すでに抜け出しているようです」他、ほぼ全部話します。
RL(冴子):「抜け出した2人が見つからないように気をつけて。C.F.C.が何か企んでいるとしたら、それを押さえるような情報がほしいわね」
ガイ:「わかりました。……俺、やっぱ三下殴ってる方が楽ですわ」電話を切って部屋に戻ります。
月霜:「関係ない話かもしれないけど、キリヒト・セキヤって本当に事故死だったの?」
RL:〈社会:企業〉か〈社会:火星〉でどうぞ。
美夜:アタシがやろう。〈社会:企業〉で21。
RL:それが陰謀であることは実証はできませんが、その後の風向きを見る限りは陰謀であってもおかしくはないと思われます。
ガイ:「やるとすれば火星開発局以外はない、か」
月霜:「頭を潰すっていうやり方は誰かさんみたいな感じね」
ガイ:「美夜、火星開発局をもう一度調べられないか?」
美夜:「机の中?でも罠っぽくないそれって」
ガイ:「しかし他に手がかりはないだろう」
フォボス:「罠をしかけるほどの理由があるかどうか。むしろキイロとしてはタカハシが失脚してもらった方がありがたいんじゃないんですかね」
美夜:キイロのアドレスはわかんないんだよね?
RL:誰も調べてませんね。
美夜:じゃもう一度火星開発局にイントロン。
RL:目標値は18。一度潜り込んでいるので判定を有利にします。
美夜:18。キイロは?
RL:今のところはいないようです。
美夜:タカハシの机を映せるようなカメラはある?
RL:あります。〈アレンジ〉で出ればいいでしょう。
美夜:〈ヴィジョナリー〉でもいい?〈知覚〉〈セキュリティ〉〈ヴィジョナリー〉で15。
RL:普通に整理されたデスクですね。過去のデータを調べるには〈知覚〉か〈アレンジ〉で12。
美夜:成功。
RL:机の中に鍵のかかった金庫のようなものがあります。
美夜:何か出し入れしている映像はある?
RL:古いものから削除されていくので、見た限りではないです。
美夜:〈フリップ・フロップ〉で接続したまま意識を現実に戻します。「机の中に金庫があるみたい」
ガイ:「物理的に侵入できそうか?」
美夜:見取り図を出します。〈セキュリティ〉12。
RL:難易度は全員で分析すればわかりますね。目標値は18で、セキュリティを押さえているので判定は有利になります。
月霜:「私が行こうか?」
美夜:「それだったらアタシはタカハシにインタビュー申し込んでひきつけるよ」
フォボス:「ホワイトエリアでは動きたくないですね。ここで待機してましょう」
RL:方針は決まりました?ではシーンを切りましょう。


文責:柚木千夜

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