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お知らせ
1月1日(土)
[Music]

Q AND NOT U "POWER"
ディスコードレーベルのバンド、DCハードコアとかその辺ですよね。Q AND NOT U が昨年末にリリースした新譜は 3rd アルバム。私は以前のアルバムは聴いてないのですが、かなりポップで楽しい内容だと思いました。パンク、ハードコアの文脈でありながら、堅さや重さみたいなのはほとんどなく、ちょっとひねくれたメロディーを持つ、ポップ・ミュージックという感じ。ダンス・ビートまで飛び出したりもしているよ。イメージに近かったのはディスメンバメントプランの初期とか、その辺です。無節操に色々取り入れてる感じは、その姿勢を嫌う人もいるだろうけど、私は好きです。ちょっと荒々しくて、完成度は高くないかもしれないけど、楽しいのでいいじゃないか。かなり気に入ったので、前のアルバムも、それからディスコード周辺も(このアルバムに参加している El Guapo とか)、これから聴いていきたいなと思いました。

Q AND NOT U "POWER"
ディスコードレーベルのバンド、DCハードコアとかその辺ですよね。Q AND NOT U が昨年末にリリースした新譜は 3rd アルバム。私は以前のアルバムは聴いてないのですが、かなりポップで楽しい内容だと思いました。パンク、ハードコアの文脈でありながら、堅さや重さみたいなのはほとんどなく、ちょっとひねくれたメロディーを持つ、ポップ・ミュージックという感じ。ダンス・ビートまで飛び出したりもしているよ。イメージに近かったのはディスメンバメントプランの初期とか、その辺です。無節操に色々取り入れてる感じは、その姿勢を嫌う人もいるだろうけど、私は好きです。ちょっと荒々しくて、完成度は高くないかもしれないけど、楽しいのでいいじゃないか。かなり気に入ったので、前のアルバムも、それからディスコード周辺も(このアルバムに参加している El Guapo とか)、これから聴いていきたいなと思いました。
12月31日(金)
[Music]

FREEDOM VILLAGE COUNT DOWN 2004-2005
メタモルフォーゼ主催のカウントダウンイベント。去年に引き続き今年も行って参りました。適度に休んだりしつつ、楽しんで参りました。以下見た順に。
井上薫の DJ は、RAW LIFE で見て以来すごく好きな DJ なのです。今回も素晴らしかったです。少しゆるめで、色んな楽曲を自在につなげていくという感じで。何かひとつところに落ち着かない感じの自由さがいいなと、思いました。
EYE ちゃんの DJ は相変わらず楽しげでした。時間の関係であまり見られず、残念。
X-PRESS 2 はカウントダウンを担当。3人で6つのターンテーブルという驚異の構成。ガキガキいわせる音色でバキバキと踊りました。意味の分からないことを書いています。カウントダウン後は「Strings of Life」のニューヴァージョンで昇天。あとここでも「song 2」が! とか思いつつ、楽しかったです。
自らのライヴを「ショウ」と名乗っている BASEMENT JAXX は今回もそんな感じでした。あれだけ見ると誰がベースメント・ジャックスのメンバーなのかよく分からんね。ヴォーカルの人が入れ代わり出たり引っ込んだりするのが面白かったです。何か無理矢理楽しい気分にさせてしまう、得体の知れないパワーだけは全開という感じでした。良かったです。
で個人的ハイライトはもちろん THEO PARRISH だったのです。最初、今までに体験したことのないような、緩やかに横に揺れる低音がやってきて、こ、これはとんでもないことになるかもと思い大興奮しました。途中で BPM が上がって、なんかバタバタし始めた辺りはちょっとは戸惑いましたが、終盤にヴォーカルトラックを次々に繰り出してきて落ち着き、気持ち良く踊れました。非常に良かったです。
そんな感じでした。2005年も行きたいです。よろしくお願いします。

FREEDOM VILLAGE COUNT DOWN 2004-2005
メタモルフォーゼ主催のカウントダウンイベント。去年に引き続き今年も行って参りました。適度に休んだりしつつ、楽しんで参りました。以下見た順に。
井上薫の DJ は、RAW LIFE で見て以来すごく好きな DJ なのです。今回も素晴らしかったです。少しゆるめで、色んな楽曲を自在につなげていくという感じで。何かひとつところに落ち着かない感じの自由さがいいなと、思いました。
EYE ちゃんの DJ は相変わらず楽しげでした。時間の関係であまり見られず、残念。
X-PRESS 2 はカウントダウンを担当。3人で6つのターンテーブルという驚異の構成。ガキガキいわせる音色でバキバキと踊りました。意味の分からないことを書いています。カウントダウン後は「Strings of Life」のニューヴァージョンで昇天。あとここでも「song 2」が! とか思いつつ、楽しかったです。
自らのライヴを「ショウ」と名乗っている BASEMENT JAXX は今回もそんな感じでした。あれだけ見ると誰がベースメント・ジャックスのメンバーなのかよく分からんね。ヴォーカルの人が入れ代わり出たり引っ込んだりするのが面白かったです。何か無理矢理楽しい気分にさせてしまう、得体の知れないパワーだけは全開という感じでした。良かったです。
で個人的ハイライトはもちろん THEO PARRISH だったのです。最初、今までに体験したことのないような、緩やかに横に揺れる低音がやってきて、こ、これはとんでもないことになるかもと思い大興奮しました。途中で BPM が上がって、なんかバタバタし始めた辺りはちょっとは戸惑いましたが、終盤にヴォーカルトラックを次々に繰り出してきて落ち着き、気持ち良く踊れました。非常に良かったです。
そんな感じでした。2005年も行きたいです。よろしくお願いします。
12月30日(木)
[Book]
星野智幸『目覚めよと人魚は歌う』読了。ふと思い立って読んでみました。文庫で150頁もないので、さらっと。ペルー人の青年ヒヨと、恋人との想い出の中に生きる糖子の出会い。自分とは何か、自分の居場所はどこか、とか、そんな感じの内容かと。視点がフラフラするのが心地よかったです。あんまり難しいことは考えずに、異世界の雰囲気とか、奇妙な酩酊感を味わいながらゆらりゆらりと読みました。
[Music]

Travis Morrison "Travistan"
元ディスメンバメント・プランのフロントマン、トラヴィス・モリソンの待望のソロ・アルバムを聴きました。先行して公式サイトなどで音源が配布されたりもしていましたが、出来上がってきたフルアルバムは完全に期待を裏切らない、非常に良い作品でした。独特の浮遊感があるヴォーカル、奇妙にひねくれたメロディーなどは健在。ソロになって、バンドとしてのエモっぽい部分が薄くなり、楽曲をより丁寧に作っているな、という印象です。どの曲もひと癖ありますが、かといって難解というわけではなく、ちょっと変なのにどこまでも聴きやすく、ポップ・ミュージックであったところがとてもうれしかった。ディスメンの延長線上にありながら、トラヴィス・モリソンとしての第一歩とも言える内容、心から歓迎いたします。
星野智幸『目覚めよと人魚は歌う』読了。ふと思い立って読んでみました。文庫で150頁もないので、さらっと。ペルー人の青年ヒヨと、恋人との想い出の中に生きる糖子の出会い。自分とは何か、自分の居場所はどこか、とか、そんな感じの内容かと。視点がフラフラするのが心地よかったです。あんまり難しいことは考えずに、異世界の雰囲気とか、奇妙な酩酊感を味わいながらゆらりゆらりと読みました。
[Music]

Travis Morrison "Travistan"
元ディスメンバメント・プランのフロントマン、トラヴィス・モリソンの待望のソロ・アルバムを聴きました。先行して公式サイトなどで音源が配布されたりもしていましたが、出来上がってきたフルアルバムは完全に期待を裏切らない、非常に良い作品でした。独特の浮遊感があるヴォーカル、奇妙にひねくれたメロディーなどは健在。ソロになって、バンドとしてのエモっぽい部分が薄くなり、楽曲をより丁寧に作っているな、という印象です。どの曲もひと癖ありますが、かといって難解というわけではなく、ちょっと変なのにどこまでも聴きやすく、ポップ・ミュージックであったところがとてもうれしかった。ディスメンの延長線上にありながら、トラヴィス・モリソンとしての第一歩とも言える内容、心から歓迎いたします。
12月29日(水)
[Book]
高野史緒『ムジカ・マキーナ』読了。なんて面白いんだ。もう一度、なんて面白いんだ! 1870年のヨーロッパが舞台。音楽を快楽に変える麻薬と、音楽を生み出す機械を巡るお話。20世紀の音楽シーンを好き勝手に放り込んだ設定が非常に面白いです。「テクノ系DJ」や、「ノンストップ・レイヴ・パーティ」という単語に大興奮。そういう遊び心がこれでもかと詰まっています。ストーリーは、史実をからめつつサスペンス調に終盤に向かって盛り上げていき、読みごたえがありました。全体的にもう少し練っても面白いかな、と思いますが、デビュー作でもあり、受賞作系の作品でもあるのでこの辺は許容範囲内(日本ファンタジーノベル大賞選外)。何よりもその設定と、きらきらとした若さ、勢いみたいなのがとても良かったです。本当に良かったです。佐藤亜紀とか好きな方にも、是非。
[Music]

MOVING UNITS "DANGEROUS DREAMS"
昨年出た EP から1年以上待って、ようやくリリースされた感のあるムーヴィング・ユニッツのアルバムです。良かったですとても。このバンドもレディオ4の 1st 辺りを思い起こさせるダンサブルな感じ。ディスコパンク。加えて、微妙にスイートなメロディー、繊細そうなヴォーカルなどにその独自性を感じたりもします。曲の骨格はニューオーダーみたいだな、とか思ったり。つまり好きです。EP にも収録されている M-2「Between Us & Them」はやはりかなりのデキ。アレンジもアルバムで抜群に良くなっています。底を支えつつも哀愁すら帯びているメロディアスなベースが非常に良かったです。ああライヴを見たい。ライヴはヴォーカルが不安ですがそれもまた一興、見たいです。
高野史緒『ムジカ・マキーナ』読了。なんて面白いんだ。もう一度、なんて面白いんだ! 1870年のヨーロッパが舞台。音楽を快楽に変える麻薬と、音楽を生み出す機械を巡るお話。20世紀の音楽シーンを好き勝手に放り込んだ設定が非常に面白いです。「テクノ系DJ」や、「ノンストップ・レイヴ・パーティ」という単語に大興奮。そういう遊び心がこれでもかと詰まっています。ストーリーは、史実をからめつつサスペンス調に終盤に向かって盛り上げていき、読みごたえがありました。全体的にもう少し練っても面白いかな、と思いますが、デビュー作でもあり、受賞作系の作品でもあるのでこの辺は許容範囲内(日本ファンタジーノベル大賞選外)。何よりもその設定と、きらきらとした若さ、勢いみたいなのがとても良かったです。本当に良かったです。佐藤亜紀とか好きな方にも、是非。
[Music]

MOVING UNITS "DANGEROUS DREAMS"
昨年出た EP から1年以上待って、ようやくリリースされた感のあるムーヴィング・ユニッツのアルバムです。良かったですとても。このバンドもレディオ4の 1st 辺りを思い起こさせるダンサブルな感じ。ディスコパンク。加えて、微妙にスイートなメロディー、繊細そうなヴォーカルなどにその独自性を感じたりもします。曲の骨格はニューオーダーみたいだな、とか思ったり。つまり好きです。EP にも収録されている M-2「Between Us & Them」はやはりかなりのデキ。アレンジもアルバムで抜群に良くなっています。底を支えつつも哀愁すら帯びているメロディアスなベースが非常に良かったです。ああライヴを見たい。ライヴはヴォーカルが不安ですがそれもまた一興、見たいです。
12月28日(火)
[Music]

THE DEAD 60s 「RIOT RADIO」
名前にインパクトありまくり、ザ・デッド60sは、コーラル、ズートンズと同じ、デルタソニックレーベルから。これは 1st、2nd シングルをコンパイルした日本盤であります。M-1「RIOT RADIO」は、ニューウェーブ、ポストパンクな流れを割りとストレートに歩いている感じで、レディオ4とか、その辺りを思い起こさせる佳曲なのですが、このバンドの面白さはむしろそのカップリングにあるような気がします。これでもかと、ダブ、です。しかもこれはダブを取り入れましたー、というモノではなく、もっと深い底の方から、心底ダブ・ミュージックなのでありました。曲名もそのまま「Invader Dub」とか。ここまで屈託なく、ストレートな表現をぶつけられると、若さと勢いと将来性を感じずにはいられません。やがて投下されるであろう、アルバムが楽しみです。

THE DEAD 60s 「RIOT RADIO」
名前にインパクトありまくり、ザ・デッド60sは、コーラル、ズートンズと同じ、デルタソニックレーベルから。これは 1st、2nd シングルをコンパイルした日本盤であります。M-1「RIOT RADIO」は、ニューウェーブ、ポストパンクな流れを割りとストレートに歩いている感じで、レディオ4とか、その辺りを思い起こさせる佳曲なのですが、このバンドの面白さはむしろそのカップリングにあるような気がします。これでもかと、ダブ、です。しかもこれはダブを取り入れましたー、というモノではなく、もっと深い底の方から、心底ダブ・ミュージックなのでありました。曲名もそのまま「Invader Dub」とか。ここまで屈託なく、ストレートな表現をぶつけられると、若さと勢いと将来性を感じずにはいられません。やがて投下されるであろう、アルバムが楽しみです。
12月27日(月)
[Music]

BATTLES 「EPC (JP)」
何も見ずに日本盤が出ていたので買ったら、昨日の「EP C」とほとんど内容が同じでした(輸入盤よりも1曲少ない)。しかしバトルスに限ってはがっかりする必要もなく、つまり全曲ミックス違い、でありました。とはいえ中身は、多少鮮明に音が響いてくるかな、という感じでありまして、劇的に変化したものではなかったです。少し残念。エクストラ映像では、日本でのライヴを収録(2004年1月10日、新宿ロフト)。これは非常にかっこ良かったです。

BATTLES 「EPC (JP)」
何も見ずに日本盤が出ていたので買ったら、昨日の「EP C」とほとんど内容が同じでした(輸入盤よりも1曲少ない)。しかしバトルスに限ってはがっかりする必要もなく、つまり全曲ミックス違い、でありました。とはいえ中身は、多少鮮明に音が響いてくるかな、という感じでありまして、劇的に変化したものではなかったです。少し残念。エクストラ映像では、日本でのライヴを収録(2004年1月10日、新宿ロフト)。これは非常にかっこ良かったです。