やみなべと陰謀


Research Phase 14 - Kaze


RL:次のシーンです。カゼ。
SR:勝利。
RL:K太。
K太:じゃあ、呆然と見ますけど「崩れましたなあ」ぼーっ。
RL:はい。どうしますか?
K太:じゃあ、穂積探します。
穂積:引きずり出される?
RL:いいですよ。
穂積:(K太に)じゃあ、<知覚>の判定を。
RL:隠れるんですか!?
K太:隠れてるのか!?
穂積:私は、場所を聞いたので当然どこかに報告しに行こう、としますが。
SR:どこか、ってどこじゃー!
K太:どこ? どこ?
穂積:宮月(那芸)のとこに。
RL:まあ、すぐに、というワケにはいきますまい。あなた、ポケットロンも持っていないし。
穂積:うん。じゃあ、走って行っていいか?
一同:(笑)。
RL:じゃあ、見つかってください(笑)。
穂積:オーケー。じゃあ、走っているところを見つかります(笑)。
SR:なんか、マヌケだな。さっきから。

そうね。

RL:じゃあ、走っているところを“アキラ”が……。
ICE:ブロロロロロッ!
K太:ブーン、と追い抜きます。
SR:そりゃあなあ、あっさり追いつくだろうな。……待て、追い抜きます、って(笑)。
RL:えーと、かれの姿はみるみる小さくなっていく。
一同:(笑)。
K太:うーん、走っている間に音羽さんに連絡を取ります「壊れた、壊れた」
RL(音羽南海子):「それで、デーニッツは?」
K太:「まあ、死んだんじゃないでしょうかね?」(笑)。
RL(音羽南海子):「わかった。死体はうちの若いモンにでも探させておくよ」
K太:「で、どうすりゃいいんですか? なんか、穂積さんがどっか行くみたいですけど」
RL(音羽南海子):「じゃあ、穂積警部と協力してちょうだい」
K太:じゃあ、その時に追い抜いて手前に止まります「乗りなさい」と。
穂積:ほう。
K太:「乗りなさい」じゃねえよ「乗ってくか?」だ。なんでオヤジになるんだ、すぐにまた。19歳なのに。

プレイヤーがオヤジだからな。

穂積:19か!

一同愕然。

K太:「じゃあ、乗ってきな」
穂積:「おお、ありがたい」
K太:「姐さんから言質は取ってある」
穂積:「つないでくれ」
K太:つないだままのポケットロンを渡しますよ。
穂積:「ああ、もしもし。俺だ。穂積だ。探し物の場所だが……」
RL(音羽南海子):「どこ?」
穂積:「倉庫街。上の方には報告しておいてくれ。俺の方からはなかなかつながらなくてな」
RL(音羽南海子):「わかった」
K太:「じゃあ、倉庫街に行けばいいんだね?」
穂積:「ああ」
K太:じゃあ、ブオーッ、と。
RL:宮月那芸に連絡を取るのではなかったの?
穂積:いや、いいよ。宮月(那芸)のところに行くには天津(昂一郎)に連絡とってからじゃないと。
K太:<ヴィークル>の判定しようか?
RL:いや、いいけど。んーと、じゃあ、成功すればいいよ。
K太:9。
RL:「成功すればいいよ」「9」「それじゃあなあ」
一同:(笑)。
SR:おおっ、裏切った。
K太:なにー!
RL:じゃあ、舞台裏は? というか、やるの?
紫嵐:やりましょう。<社会:ストリート>で現在の状況を探って脱出路を探そう、と試みつつも……。いや、<売買><裏ルート>は組み合わさらないなあ……、じゃあ<社会:ストリート>だけで11です。
RL:なにやったの?
紫嵐:えーと、あれですよ。現在の中華街の状況を調べて脱出できそうかどうかを調べます。
RL:まあ、難しい状況だね。
紫嵐:オーケーです。
ICE:私はただ単にビルが倒壊したのを見ただけで、そこで本当にデーニッツが死んだかどうかを知らないのでデーニッツの居場所を探りたいんですけど。<社会:ストリート><社会:ウェブ>どちらがよろしいですか?
RL:どちらでもいいけど……じゃあ、<社会:ウェブ>
ICE:まあ、どっちも同じですけど。では<社会:ウェブ>15。
RL:じゃあ、わかる。
SR:わかるのか?
紫嵐:なにー!
RL:ポケットロンぐらい持っているでしょう。生きています。
ICE:中華街をうろついているワケですね?
RL:イエス。
ICE:どうしよう? どうしよう? まあ、わかりました。


Research Phase 15 - Fate


RL:では、次。うーん、そちら。
紫嵐:では、まずポケットロン……えっと、SC−8を使って……。
RL:こいつら(ICEと紫嵐)知り合いだってことを忘れているんじゃないかなあ? 特にこっち(ICE)が。
一同:(笑)。
紫嵐:私は別にこっちから<コネ>持っているわけではないので気にしていないんですけどね
K太:(笑)。

ICEは<コネ:紫嵐>を持っています。

SR:ICEは紫嵐が関わりあいになっていること知らないもん。
ICE:そうなんだよ。そこがイタイんだよ。
K太:さっき、登場していたら目撃できたのに。
紫嵐:それを調べよう、としていたら私は<吊し上げ>で抵抗してたんですけど、多分。
RL:せっかくあげた<コネ>なのに。
穂積:活用されていない。
K太:僕は忘れていたけどね。
ICE:わかっていたよ、さっきから。なんとかしてこれを使いたいなあ、と困っていたんだ。だから、さっき思ったのは退場される前に私が出ておけば良かったなあ、と後から思ったんだよ。でも、その前にウィルスに関することを処分したいなあ、と思っていたから関わりたくなかったんだよ。だから、待っていたんだよ。
紫嵐:ジャン・バルロワに連絡をとります「紫嵐ですが」
RL(ジャン・バルロワ):「どうです、うまくいきましたかね?」
紫嵐:「目的は達成しました」
RL(ジャン・バルロワ):「それで?」
紫嵐:「後は脱出が問題ですが……」
RL(ジャン・バルロワ):「わかった、手配しておこう」
紫嵐:「では、それまで潜伏して待ちましょう」
RL:<隠密>かなあ? うーん、<社会>だな、この場合は。
紫嵐:あまり出ない。
RL:報酬点注ぎこんでもオーケーよ。
紫嵐:ジャン・バルロワのですね……えーと、<交渉><コネ:ジャン・バルロワ>で「少し資金が心もとないのでそこらへんも手配してもらえないでしょうか?」
RL:では、1プラチナムが振り込まれる。

ちょっと、甘い判定だったかもしれませんな。まあ、孤軍奮闘しているからなあ、紫嵐。

紫嵐:あらためて<社会:ストリート>で報酬点を7点使って21にしておきます。そうだ、あとデーニッツさんから例のウィルスのサンプルについて聞いてよろしいですか?
RL:いいですよ。
紫嵐:じゃあ、それもジャン・バルロワに話します。
RL(ジャン・バルロワ):オーケー「わかりました、手を打ちましょう」では、そんなところでよろしい? では舞台裏。まず、≪M&A≫の使用を宣言します。では、みなさん舞台裏。
ICE:えーと、レンズさんが突きとめてくれたビルは爆破されて、けどデーニッツ氏は生き残っていて、かつ中華街の中をうろついている模様であることをレンズ氏にお伝えする。
RL(レンズ):「穂積は?」
ICE:「穂積さんはいませんでしたよ」
RL:そうだ、舞台裏だからロールプレイする必要はないんだ。じゃあ、報告しました。おしまい。

舞台裏ではロールプレイはしません(できない、とも言う)。

穂積:ぎゃー! レンズに報告するなあ。
ICE:だって、穂積さん連絡とれないから。ポケットロン出ないんだもん。
穂積:そうだね。
ICE:居場所はわかるんだけども、連絡とれないから。
SR:俺のPHSだ。
RL:そうね。「先輩、自宅にいるんだろうけど自宅に電波届かないし」って。

一同爆笑。実話です。先輩(ダメ社会人)の☆STEL使えなかったよなあ。よかったね、携帯買って。

K太:穂積さん、倉庫街での具体的な場所について教えてよ。<社会>で調べるから。
穂積:じゃあ、教える。
K太:えー、<社会:LIMITS>で……有利にしてください。
RL:? いいですよ。
K太:ヤツらは倉庫街に陣取っているからね。18。
SR:シブイなあ。
K太:ヤバイ、ヤバイ。いいカード出しちゃった。帰ってきたカードが一番ひどいカードだ。

みんな、自分の手札がいかにひどいかを張り合い始める。おまえらなあ。

RL:G.C.I.が≪M&A≫しています。
K太:G.C.I.か。え? G.C.I.!? うーん、さっきのね。
穂積:G.C.I.が(倉庫街を)所有していると聞いたので、G.C.I.の動向について<社会:企業>で調べます。報酬点使って……19。
RL:G.C.I.ですか。G.C.I.のエグゼグ、ジャン・バルロワが先ほど倉庫街を≪M&A≫しました。それに、目的はわからないがいくつかの実働部隊が動き出している、という話だ。
穂積:21出せば、ウィルスのサンプルがどうなったかわかる?
RL:出してみ。
穂積:報酬点上乗せで21。
RL:まだ、回収はされていないようだ。しかし、すでに回収のために実働部隊は動き始めている。
K太:それと鉢合わせ、ってワケだ。
穂積:じゃあ、それを司政官に報告する。
RL:舞台裏なのでそんなにごちゃごちゃ行動しないでください。えー、次ですね。


文責:オサメン

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