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12月31日(水)
[Music]

FREEDOM VILLAGE COUNT DOWN 2003 - 2004

メタモルフォーゼ主催のイベントに行ってきました。出演者は以下の通り。

DJ KLOCK, V∞REDOMS, 砂原良徳, DUB SQUAD, DJ KENTARO, SYSTEM 7, PHIL HARTNOLL(ORBITAL), THE ORB, MAD PROFESSOR, MOODMAN
以下出演者順に感想。

DJ KLOCK はベッドルームなエレクトロニカという感じ。酒をがんがん飲みながらまったりと聴きました。
その後、レストランでカレーを食す。高いけどおいしかった。そして慌てて次のを観にダッシュ。

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V∞REDOMS

いきなりのベストアクト。ボアダムスとは違うということを帰ってきてから知りました。ボアダムスのアイ、Yoshimi、ATARI の3人にグラインド・オーケストラの Youjiro の4人で編成されるバンドとのことです。編成がすごくて、トリプルドラムでした。トリプルドラム! 3人のアンサンブルが上げ上げで最高。圧倒的な空間を演出してました。それにアイのターンテーブルなど、面白い音が入り込んできて、ものすごく良かったです。

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砂原良徳

ライヴではなく DJ でした。彼はメンツの中では最も期待していた(というか他の人をあんまりよく知らなかった)のですが、期待通りに、ゆったりとしたテクノでまったりとつないできてくれて、大満足。がんがん押し寄せるハードな感じより、このくらいの BPM が個人的には好きだなぁ。終盤徐々に上がってきて、踊っていてすごく気持ち良かったですし、楽しく盛り上がりました。

DUB SQUAD は後々のことを考えて後ろの方で座りながら聴いていました。最初こそ、アッパーなハードテクノでやはり苦手だなぁと思っていたのですが、中盤以降、ダブっぽく、面白い音をがんがん盛り込んだ不条理な楽曲で聴衆置き去り感いっぱい。私は喝采を上げていました。

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DJ KENTARO

DMC WORLD FINAL を弱冠20歳で優勝という肩書きは、不勉強ながら私にはその価値が分からないのですが、とにかくちょっと気になっていた人です。彼はすごかった。技術的なものもすごいかもしれませんが、それよりみんなを楽しませることにかけて天才的な人だと思いました。ジャンルを軽やかに飛び越えつつ、会場を熱狂させていました。特に、カウントダウン直前の Space Cowboy「I WOULD DIE 4 U」には狂喜乱舞。その後も、ドラムンベースまで飛び出してすごかったです。

この後の SYSTEM 7 はハードミニマルでがつがつな感じ。空腹とアルコール切れに耐えかねたのと、個人的にはやや苦手なのもあり、途中で外に出てしまいました。別に悪かったわけではなく、ここが WIRE だったらちゃんと聴いてたかなぁと思うので、機会があればちゃんと体感したいところです。
この後、ORBITAL の PHIL HARTNOLL が DJ。ていうか、DJ じゃないよこれ! 曲つながずに、1曲かけるごとに前に出てきて踊る(笑)。なんか楽しかったです。技術の高さを誇る DJ がいる一方で、こんなおバカなのにテクノが好きで好きでたまらないおっさん、というのもイベントっぽくていいなぁと思いました。最後は「Rez」まで飛び出して、そこに次のアレックス・パターソンがアドリブで重ねたりするのも楽しかったです。
そして THE ORB ですが、基本的にはダブっぽい音色を施したダーク雰囲気のテクノ・ミュージックという感じで良かったです。VJ も、今まで観た VJ の中ではかなり好きな方でした。あと照明も。そう、全体的にこのイベント、照明がすごく良かったのです。入り口や外にも照明があって、会場全体的にいい雰囲気が溢れていました。オーブは、その良さを確認した後、マジで眠いのでしばし入眠。
起きたら MAD PROFESSOR が始まっていました。女性ヴォーカルを配した構成、曲はダブ。正直そんなに印象に残らないまま終了。

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MOODMAN

MOODMAN はとても良いという評判を常に耳にしていて(というかぱんだれくとろさんがいつも絶賛していたので)、以前より観たかった人なのです。ゆるめのハウスで、とても楽しかったです。このまったり感は本物だ。延々と踊り続けていたいと思いました。死にますが、死んでも気付かないんじゃないかとか。そのくらい楽しかったです。

という感じで年明けを迎えましたとさ。

12月30日(火)
[Music]

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SPACE COWBOY "Across The Sky"

Fatboy Slim の一番弟子らしいです、スペース・カウボーイ。基本的にはゆるゆるでめちゃくちゃ楽しいダンス・ミュージックです。Tim Deluxe あたりと並べて評価されそうですが、こちらの方がもっとディスコっぽいというか、古めのネタを持ってきています。アルバム全体は意外にもアンニュイな雰囲気があって、それはそれで魅力的なんですが、中盤は結構ダレます。要素はガンガン詰め込まれていると思うのですが、ラテンっぽい音の使い方がちょっと苦手です。しかし、などといいながら聴いていたら、M-12「I WOULD DIE 4 U」は最強の出来でした。曲名のとおりプリンスを盛大に使って、素晴らしくキラキラした空間を作り出していました。もう少しこういう感じの曲が欲しいと思いました。

12月29日(月)
[Music]

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TOKYO No.1 SOUL SET Presents "VOLCANO" @ LIQUIDROOM

ソウルセットのライヴに初めて行ってきました。オールナイトのイベントなのですが、まずはソウルセットから。
始まる前は、期待よりも不安でいっぱいでした。不安が自分の中を覆ってしまい、事前に CD を聴き直したりできなかったのです。思い出は幻想のままの方がいいんじゃないか、みたいな。でも始まってみたら、そんなこと全然なかったです。とにかくロック。この落ち着きのない、フラストレーションを誘発するパフォーマンスこそ、ソウルセットそのものであり、昔の私が心惹かれた原因でもあったのだ、ということを思い出しました。不協和音っぽいピアノの音や、音のバランスを無視してがつがつ入り込んでくるヴォーカル、ふわふわとどこへ行くともしれない調子の詩の語りなど、この閉塞感や、イライラさせられる感じが彼らの魅力なのであります。などといいつつ、曲単位で大興奮はしましたけど。「Sunday」や、「JIVE MY REVOLVER」、ラストの「Jr.」、アンコールの「黄昏'95」などをライヴで聴けた興奮は何者にも変えがたいものがありました。
その他、SLY MONGOOSE というバンドのライヴがありました。こちらは、中南米っぽいサウンドを駆使したバンドで(ソウルセットのサポートにベースとパーカッションの人が入っていました)、レゲエやらスカやらあの辺の音でした。ヴォーカルの代わりにトランペット。ハッパーズ指数高し。
その他は DJ タイムでした。ソウルセットの川辺さんもやっていましたが、良かったのは、FORCE OF NATURE (DZA & DJ KENT) で、ゆるゆるのハウスが、ソウルセット後にクールダウンさせられて気持ち良かったです。
そんな感じでした。来年は新譜も出るそうですし(新曲もやっていました)、これからも追いかけて行きたいと思いました。あと、リキッドルームありがとう。

12月28日(日)
[Music]

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LFO "SHEATH"

エレグラを観て以来、すっかり LFO の虜になっています。このアルバムも買ってきてからずいぶん聴きました。これは……ジャンルはなんていったらいいのか……。結構分類不能な感じです。チルアウトな楽曲から、かなりハードコアにがつがつくる楽曲もあり、総じたらエレクトロニカ、と言われてしまいそうですが、それもしっくりこないし。あえて言うなら、WARP というジャンル、みたいな。音のひとつひとつのかっこよさ、楽曲の構成の面白さがあって、自分の意識が覚醒していくのを強く感じます。研ぎすまされた音、音圧とでも言うべきものに、終始感嘆せずにはいられない、素晴らしいアルバムでした。

12月27日(土)
[Movie]
『東京ゴッドファーザーズ』を観ました。すごい完成度が高くて、出来が良い映画を観ました。全編偶然と奇跡のオンパレードで、物語が次々と展開していきますが、そこにご都合主義的ないやらしさはほとんど感じられず、物語の構成のうまさを非常に強く感じました。とても面白かったです。

[Music]

plastikman_closer
Plastikman "Closer"

リッチー・ホーティンがプラスティックマン名義で出す CD を聴いたのは初めてなのです。これは……、すごい、ていうか、こわい。もはや「ダークな雰囲気」などという浮かれた言葉では表現できません。「深淵そのもの」という気がします。様々な音が、シンプルに、重く深く、そしてミニマルに鳴らされていました。おそらく、聴き手に過剰なまでのシンクロを求めていて、それによってまったくスルーしてしまう人と、とんでもなくはまる人が明確に別れるような気がします。私はただひたすら圧倒されてました。

12月26日(金)
[Book]
京極夏彦『塗仏の宴 宴の始末』読了。なかなか面白かったです。お話の構造的には過去の作品よりもっとわかりやすかったかと思います。途中がちょっとドタバタしすぎかなぁと思っていて、もっと京極堂の口上が聴きたいとか思ったりもしましたが、最後きれいに落ち着いていて、良かったです。

[Music]

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B.R.M.C. "Teke them on, on your own"

Black Rebel Motorcycle Club の 2nd。1st はそれほど印象に残らなかったのですが、2nd ではすごくいいバンドになったと思います。というか、化けた。M-2「Six Barrel Shotgun」を聴いた時に「おおっ」と血が騒ぎました。気だるげすぎて退屈ですらあった音に、エッジが加わった感じ。ドラムもギターもアグレッシヴにロックンロールしていました。とてもかっこいい。各所でライヴでの評判の高さを目にするのですが、そうした経験からのフィードバックをこのアルバムに感じました。あとは中盤以降ちょっとダレるので、全曲突っ走る勢いを獲得すれば、とんでもないバンドになりそうな気がします。うーん 1st で半ば見切ってしまった私はやはり見る目がないです……。とりあえずライヴが観たい。

12月25日(木)
[Music]

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DJ ROLANDO "NITE:LIFE 016"

何かこんなことを言うのは逃げっぽいですが、まだ自分の中で、ハウス・ミュージックというもののイメージが固まっておらず、微妙にこれがハウスだなんだかんだというのは難しいのですけど、この DJ ROLANDO のミックス CD は、NRK というハウス・レーベルのシリーズモノだそうです。これすごくいいです。かかってる曲とか全然分かりませんでしたが、やわらかい感じの音が全体を包み込んでいて、そこから浮かび上がってくる一つひとつのフレーズの美しいことといったらないです。ど派手なブレイクとかない代わりに、とても深くて深いのです。聴いていると、意識がどこかに持っていかれそうになります。とても良いアルバムでした。

12月24日(水)
[Music]

worldsendboyfriend_xmassong
world's end boyfriend 『Xmas song』

メルヘンというのは残酷な一面を持っていますが、それはただありのままの世界を見せたからこそ、世界の残酷性を垣間見てしまうのではないだろうか(無邪気さの裏返しみたいな)、などということを『なるたる』を読んだりすると思うのですが、この world's end girlfriend の別名義によるクリスマス・アルバムを聴くと、そのことが思い起こされます。クリスマス・ソングのフレーズを PC 上で自由気ままにコラージュし、音楽として再構成してみせた楽曲が並びますが、右に左にと自由自在に音が飛び交うさまは、楽しいと同時に、その裏側にあるわずかばかりの悪意も感じられます。他の作品では、わりと感情が溢れ出してくるような過激なエレクトロニカが多いと思うのですが、このアルバムはそれはちょっと控えめで、かえって不気味さ、みたいなのが出ていました。良いです。

12月23日(火)
[Movie]
『ナビィの恋』を観ました。あぁ無邪気でいい映画ですね。深刻になりそうな題材でありながら、どこまでも陽気であっけらかんとしているのは、沖縄の空気がかもし出す性質でしょうか。登川誠仁がすごく良くって、思わず三線引っ張りだしてベンベンと弾いてました。ストーリーはぜんぜん味気ないんですが、彼のおかげですべて帳消しになった感じです。

[Music]

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continuity #4 (Polaris / 湯川潮音 / 高木正勝) @ LIQUIDROOM

ポラリスの素晴らしさは後で書くとして、登場順どおりに感想を書いていきたいと思います。
湯川潮音さんは、とてもきれいな声で、静かに一曲一曲歌い上げていました。なるほど確かに天使の歌声だ。そしてトークは天然系で面白かったです。自分自身の曲も良いですが、他の人の手がもっと入ると、面白い化学反応が起きそうな気もします。
高木正勝さんは、映像と音楽すべてひとりで担当していて、チルアウトな世界を作り出していました。ヴォーカル入りのエレクトロニカ風な曲と、ピアノソロのような曲が半々ずつくらい。良かったですが、立ちっ放しで聴くのはつらかった……。
そしてポラリス登場。クラムボンの原田郁子さんがキーボードで加わった、4人編成でのライヴでした(ツアーでもこの編成でやっていたようですね)。やはり彼らのライヴは、CD と別の顔が見えて、すごくいいです。私、ポラリスのライヴの時って、ずうっと感動してるんですよ。別に感動的なシーンとか、曲でもないのに、なぜか涙腺がゆるみっぱなしで。こんな幸福な空間に居られることがうれしくてうれしくてしょうがないという感じで。オオヤさんの清涼感に満ち溢れたヴォーカルとギター、柏原さんのリキッドルームが揺れるほどのぶっといベース、坂田さんの高度なテクニックでもってしっかりと底を支えるドラム(アンコールのリキッドルームに捧げるドラムソロも最高でした)、原田さんの茶目っ気たっぷりのピアノと、4人の要素がありえないくらい最高にかみ合っているのです。とても楽しい時間をすごしました。「瞬間」とか、もう本当に素晴らしい楽曲だと思います。
ポラリスは、これからも、いつまでも楽しいライヴを見せてくれると思います。それでいて、音楽的にはどんどん進化していきそうです。今の楽しさも、これからへの期待も内包した素晴らしいバンドです。一生ついていきます。

12月22日(月)
[Music]

polaris_family
Polaris 『Family』

ポラリスの 2nd フルアルバムです。このバンドは、最初の頃はダブ処理を強くほどこしたポップ・ソングという感じですが、最近になってその傾向に変化が生じてきているように思います。先行してリリースされた、「深呼吸」「檸檬」などのシングルを聴いていると、きらきらして美しい楽曲を聴かせるというような、いわゆる歌モノへスタンスが変化しているのかなと感じていて、それはこのアルバムでもよく表れていると思いました。しかしながら、一方でダブというジャンルを抜け出た自由奔放さもあって、のびのびと音楽をやっているのもよく伝わってきます。ボサノヴァ風のギターや、感動的な弦楽器、エレクトロニカ風のサウンドなど、めくるめくポップワールドが展開されていました。どの曲も非常に良いです。そして終盤、イントロ合わせて15分近い「瞬間」(ライヴでの定番曲)では、ダブ・サウンドが再び顔を出し、これがまた最高でした。名盤。明日のライヴがとても楽しみです。

12月21日(日)
[Music]

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GO!GO!7188 『九・二一事件』

ゴーゴーのライヴ盤を聴いていたら前日の興奮が甦ってきてしまいました。2003年9月21日、台風による大雨の中、日比谷野音で開かれたこのライヴ盤、すごく良かったです。ライヴの雰囲気まるまる詰め込んでいて、MC もそのまま収録。何だかよく分からないのに客が笑ってるところとか、気になるじゃないか! という感じです。曲の内容については言うことなしです。素晴らしい。どこまでも荒々しいと同時に、完成度の高さも伺えました。すごいなぁ本当に。ちなみに、私が個人的に一番好きな曲は「サンダーガール」です。

12月20日(土)
[Music]

gogo7188_live
GO!GO!7188 @ SHIBUYA-AX

「年忘れエレキ大作戦」と銘打たれたこのライヴ、3人のソロ・バンドによるパフォーマンス、プラス本編のライヴという構成で、毎年年末に開かれているようです。私はゴーゴーのライヴを観るの初めてだったんですが、ライヴアルバムを聴くにつれそのかっこよさにすっかり魅せられており、とても楽しみにしておりました。各人のソロから感想を書いていきます。
最初はドラムのターキーによる「t.A.T.o」(笑)。ピアノとドラムによるセッション風のバンドでした。ピアノのトモトモは誰だろう……。かなり気になります。ともあれ、ここでターキーのドラムが炸裂。即興的に叩くこともできるのか、という感じですさまじくかっこよかったであります。
次はアッコによる「ヴェネ・ズエラズ」。ギターはフラワー・カンパニーズの人で、ドラムは 54-71 の人がやってました。ヴァイオリン奏者の人も参加して、ソロ曲を3曲ほど。CD よりも歌声にみずみずしさがあって良かったです。あと彼女はトークがいいですね。あっけらかんとしていて。
最後はユウちゃんによる「ラマJET'S」。構成はオーソドックスな3ピースでしたが、曲がすごくて、モグワイもかくや、というような轟音プラス美メロという感じで、とても良かったです。この辺りから、この3人のもつ潜在能力の深さに驚愕しておりました。まだ引き出しがあるのかよ! みたいな。ただ者ではない。
そして真打ち登場。ここはもう……、ひたすら圧巻でありました。とにかく3人ともうますぎです。それはテクニック的な面ももちろんですが、ライヴ慣れしているというか、ライヴでの乗せ方がよく分かってるな、という感じで、別に必要以上に客を煽ったりもしないのですが、こっちはすっかり夢中になってしまいました。トークも面白いしなぁ、ライヴとして、非の打ちどころがないです。本編1時間ほどでしたが、アンコールの「浮舟」まで、とことん堪能しました。また行きたいです。

12月19日(金)
[Music]

CLUB SNOOZER @ LIQUIDROOM

リキッドルームで行われる、最後のクラスヌに行ってきました。ゲストライヴは、バック・ドロップ・ボム。

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BACK DROP BOMB

CD 音源は、「2254 UNIVERSAL E.P.」くらいしか聴いたことがなかったのです(でもこれはむっちゃ好き)。今年の MAGIC ROCK OUT で観た時は、あまり良い印象が残らなかった彼ら。今回のライヴは、彼らのつかみ所のなさというか、変なところばかりが印象に残った、面白いライヴでした。ハードコア・ヒップホップでがんがんくるのかと思いきや、いきなりプログレ調の曲からスタート。以降も、アコギがかき鳴らされたり、曲間にスペーシーなシンセが挿入されたりと、全編に渡って度肝を抜かれました。良さげなメロディーと比して、ヴォーカルの声の弱さが気になるところなんですが、その他はとても面白かったです。リズムなり曲調なりが激しく変化するのも好みです。ちょっと CD 音源を聴いてみたくなりました。新作はプロトゥールスを全曲に使用(!)らしいですし。

DJ 陣については、いつにもまして思い出迷子的な選曲であり、感慨深いものがありました。死ぬほど踊った後、記念撮影したりして終了。最後の最後は「ワンダーフォーゲル」だったのですがもう疲労困憊で感動する余裕もなし。でもそれで良かったと思います。もう、いろんな人に感謝したい。リキッドルームではなくなりますが、来年も行きます。がっつり行きます。

12月18日(木)
[Music]

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浜田亜紀子 『キラリ』

GO!GO!7188 のベーシスト、浜田さんのソロアルバム。歌声については、もう少し味みたいなのが欲しくなるところもありますが、とても素朴で良い声です。歌詞の一言ひとことがよく響いてきます。そして何より、バンド面が非常に良くって、はまりました。全体的に演奏がとても渋くて最高です。ひいき目かもしれませんが、奥野真哉氏(ソウル・フラワー・ユニオン)が効いていると思います。楽曲の端々にサイケデリックな雰囲気をかもし出しておりました。中でも、真っ正直なメロディーに、優しげでサイケデリックな音色に包まれた四つ打ちが乗っかる、M-2「忘却の海」が特に気に入りました。

12月17日(水)
[Music]

matmos_thecivilwar
MATMOS "THE CIVIL WAR"

ビョークのヴェスパタインに参加していた人たちだそうです。私は初めて聴きました。ひととおり聴いただけでは、あまりつかみどころのない感じにやや戸惑い気味。優しげな音色をふんだんに使った、エレクトロニカという感じ、といいつつも、カントリーやらフォークやらのテイストがふんだんに盛り込まれていて、サイケデリックでもあり、中世風でもありと、何でもありな音楽です。どうやら、様々な音を楽器として採り入れ、それをめったやたらにエディットした結果の産物、とでも言えるでしょうか。非常に面白い。即興的な快楽性は弱いですが、じわじわと奥底に響いてくる良さがありました。前のアルバムにも手を出してみたいと思います。

12月16日(火)
[Book]
京極夏彦『塗仏の宴 宴の支度』読了。宴の始末へと続く作品ですが、これ一冊自体が連作短編のような趣でありました。短編ごとに登場人物の立場がずれていくのが結構心地よかったです。いろんな人がいろんな関わり方をしていて、これにどう始末をつけるのか、楽しみであります。

[Music]

starspangles_bazooka
THE STAR SPANGLES "BAZOOKA!!!"

サマソニのライヴでは、何とも微妙であった、スタースパングルスを聴きました。楽曲の出来はなかなか良くて、パンク風味の効いたがつがつとした演奏がかっこよかったり、意外にもきれいなメロディーが聴こえてきたりと、アルバム通してかなり聴かせます。ライヴで1回しか曲を聴いていないのに、ほとんどの曲が耳に残っていたというのが、そのことをよく象徴していると思います。しかしながら、昨今こうした、パンクでガレージっぽい音楽がリバイバル的に盛り上がっていますが、その辺の新人の中では、最も「作られた」感じを抱いてしまいました。例えば、音のバランスを無理矢理変えて、ヴォーカル録りしているような感じとか。このままでは一瞬のハイプで終わってもおかしくないと思います。次にどんな動きを見せるのか、それにかかっているように感じました。

12月15日(月)
[Music]

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The Thrills "So Much for The City"

アイルランドのバンドでありながら、あまりにも素直に、古きよき西海岸的アメリカン・ポップスを聴かせるバンド、スリルズです。コーラスワークとか、メロディーとか、かなりレベルが高いと思います。バンド名に似合わず非常にさわやかです。昨今大流行の、ガレージっぽさは微塵も感じられず、その潔さにある意味驚きを隠せません。個人的には好みのジャンルではありませんが、それでもかなり惹きこまれました。そして、彼らの音楽が、アメリカそのものではなく、影響を受けた結果の産物であるという感じ、その周辺っぽさが良いです。ジャンルのど真ん中で音楽を奏で続ける人たちよりも、音楽的、地理的に少し離れたところから音楽を鳴らす、こうした立ち位置のバンドが妙に好きなのです。

12月14日(日)
[Music]

primalscream_dirtyhits
Primal Scream "Dirty Hits"

プライマル・スクリームのベストです。スクリーマデリカ以降をがっつりと収録。聴く前に予想していたのですが、こうして年代順に聴いてみると、アルバムごとにあまりにも毛色の違う楽曲群はやはり、すごいと思います。急に「Kowalski」なんて聴かされたらやっぱりびっくりするよなぁと、つくづく思いました。魅力的なバンドだと思います、本当に。で、私は輸入限定盤を買ったのですが、こちらにはリミックス CD が付属しています。これはケムズとかマッシヴ・アタック、オーブなどかなりのメンツですが、なかでも Jimmy Miller による「Rocks」のリミックスは秀逸。まんまストーンズですごくかっこよく、原曲を凌ぐ出来でした。その他、Two Lone Swordsmen (Andy Weatherall) の仕事は独自色が出ていて面白かったです。

12月13日(土)
[Music]

Primal Scream "Dirty Hits"

詳細は14日

12月12日(金)
[Music]

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A.R.E. WEAPONS "A.R.E. WEAPONS"

以前はてなダイアリーに書いた後に、すっかりこちらに感想を書くのを忘れていました、A.R.E. ウェポンズの 1st フルアルバムです。安っぽくて荒っぽいシンセの音、高音でしゃくれた感じの絶叫系ヴォーカル、やる気のないコーラスなど、これぞまさにエレクトロ・クラッシュ!! という気がします。序盤、特に M-1「Don't Be Scared」などは、意外にメロディーが良く、かなりはまりましたが、その興奮も最後までは持続せず、終盤かなりだれます。ダレたついでに M-10「Hey World」なんて子どもコーラスなんか持ち出してきてるし、思わずずっこけました。お世辞にも良い出来とは言えませんが、妙にはまりそうなアルバムです。

12月11日(木)
[Music]

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Spiritualized "Amaging Grace"

このアルバムは一気にガレージっぽくなったとして結構話題になっていましたが、私はスピリチュアライズド自体あまり聴いていないので、単純にこのアルバムの感想を述べたいと思います。確かに序盤は、荒々しいギターが印象に残るガレージロック。M-2「She kissed me (it felt like a hit)」はものすごくかっこいいものの、その他の曲少々気怠げというか、野暮ったい感じが強くて退屈気味でした。しかし中盤、M-6「The power and the glory」で、様々な楽器が轟音とともにかき鳴らされる怒濤の展開を見せてから、以降の楽曲はまさに圧巻。音は深く重く静かに鳴り響き、感動的な世界を作り出していました。かなり良かったです。以前のも聴いてみたい。

12月10日(水)
[Music]

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ASIAN KUNG-FU GENERATION 『君繋ファイブエム』

これからに期待とかいってるそばから、1年も経たないうちに、なんという素晴らしいアルバムをリリースしてしまったのでしょう。このアルバム、とても良かったです。基本はエモーショナルなギターロックなのですが、その範疇にまったく止まることを知らない、自由奔放な楽曲が並びます。その一方で、根底に共通して流れる、メロディーの良さが強く印象に残り、アジカン独自の音楽を作り上げているという感じ。例えばこのアルバムには、くるりもナンバーガールも、そしてイースタン・ユースもいますが、それ以上にこのアルバムは「アジカンのアルバム」であります。M-4「アンダースタンド」、M-11「君という花」などはあまりにも素晴らしい。

12月9日(火)
[Music]

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ASIAN KUNG-FU GENERATION 『崩壊アンプリファー』

久しぶりに、こうした、エモーショナルでストレートなギターロックというものに心奪われたような気がします。アジカンのミニアルバムは、そうした楽曲が一辺倒に6曲詰め込まれているだけのものですが、すべての曲が魅力的です。そして、意識してかしらずか計りかねますが、至る所に顔を出す、先達のアーティストから受けた影響、といったものを強く感じます。それでいて、借り物感がまったくなく、あくまでも自分達の音楽として消化している気がします(具体的に名前を挙げるのがはばかれるほど)。これからがとても楽しみであります。

12月8日(月)
[Music]

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THE STROKES "ROOM ON FIRE"

まずは、低音を強くして聴きましょう。話はそれからです。最初、なんだかよく分からないまま普通に聴き流してしまい、「あのストロークスの 2nd がこんなものかよ!?」と思ったものです。前作と比べると全体的に、ギターの音が強く、クリアになっている一方で、ドラムのへなへな具合は相変わらずであり、ガレージ臭が少し抜けてしまったような印象。音のバランスを調整してやる必要があるかな、という感じでした。もちろんそれは、レコ屋の試聴機が低音強くして、大して良くもない CD を買わせようという魂胆とはまったく意味合いが違いますけれども。
そうした後に仕切り直して聴いてみると、スローな M-1「WHAT EVER HAPPENED?」から、アルバム中一番のダンス・ナンバーである M-2「REPTILIA」への流れはとんでもないです。特に「REPTILIA」は無敵の楽曲だと思いました。サビで音を切った後に、四つ打ちのキックから入るような曲を、ストロークスというバンドがやる意味があるのか、などというツッコミも聴こえてきそうですが、だって、その曲が最高に良いのだから仕方がないです。以降の曲は、ガツンと盛り上がるような曲はなく、もう一曲くらい「REPTILIA」みたいなのがあってもいいかなぁという感じで物足りなくもありましたが、その微妙に気だるげな楽曲群はまた彼らの良さでもあるのです。M-4「12:51」、M-9「THE WAY IT IS」など、一曲ずつ切り出しても光り輝く楽曲もありました。いずれにせよ、このアルバムはとても良いです。私達が、彼らに正しい期待をすれば、それだけのものがきっちりと返ってくる、そんな良質なアルバムだと思います。

12月7日(日)
[New]
第2回ハロプロ楽曲大賞2003 アキウさんの場合

[Music]

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くるり 『ジョゼと虎と魚たち』

くるりによる同名映画のサントラ。歌モノは2曲のみで(「飴色の部屋」「ハイウェイ <Alternative>」)、あとはインストです。セリフをまぜてるのもありました。全体的に、音の感触がものすごく優しいです。その中から、色んな音が浮かびあがってきて、雰囲気が抜群に良い。M-1「ジョゼのテーマ」だけはその直球なダブっぽさにやや苦笑気味になりましたが、その他はジャンルにとらわれることなく、見事な音楽を作っていました。ハイウェイもこちらの方がキラキラした音がいっぱい入っていて、好き。感動的なサントラでした。このままだと映画も観に行きそうです。

12月6日(土)
[Book]
京極夏彦『絡新婦の理』読了。今までよりも、読み途中が面白くて面白くて仕方がなかった作品です。大風呂敷を広げ過ぎて、結末のインパクトが……というところはありますが、すごく良かったです。関口君が出てこないことで、何と言うか、小説に「タメ」が あまりなくなって、さくさく進んだところも良かったのでしょうか。これくらい長いと、彼の言動にはたまにいらいらさせられるところがありますので……。

[Music]

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くるり 「ハイウェイ」

試聴機で聴いた瞬間にやばかった曲です。静かな四つ打ちに切ないフレーズのアコギが乗り、あーやばいやばいと思っていたら、そこにまたきらきらしたギターがかぶさってきて、完全にやられてしまいました。これで泣くなというのが無理です。音的には、昔の肌触りに戻りつつも、しっかり今を通過しているという感じがします。歌詞のベタっぷりも好感触。最近のくるりの曲、自分達をしっかりと噛み締めた上で曲作りをしているという気がして、とても良いです。

12月5日(金)
[Music]

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Ian Brown "Music Of The Spheres"

イアン・ブラウンの 3rd です。1st から中古で見かける度に購入し、ゆるゆると追っかけていますが、だんだん良くなっているように思います。全体的に、ゆったりとした楽曲に、気怠げなイアンのヴォーカルがよく合ってました。M-1「F.E.A.R.」は過剰なストリングスがちょっとだけ気になりますが、すごくメロディーが良いです。以降の曲は、エレクトロニカっぽい素朴な音でブレイク・ビーツしていて、歌声と相まってまったりとした気分に。ガツンとくる展開はありませんでしたが、しみじみと良いアルバムだなぁと思いました。

12月4日(木)
[Music]

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Basement Jaxx "Kish Kash"

前作 "ROOTY" で見せた楽曲の完成度や、自らのステージをライヴではなく「ショウ」と呼び、一曲ずつ聴かせていくといった方向性を、継承した感のあるアルバムと思います。次々とポップで俗っぽいメロディーが押し寄せてきます。ダンス・ミュージックとしての快楽性は後ろに隠れており、前面に出てくるヴォーカルはひたすら俗っぽく、エロい。ただ、このアルバムをかなり否定的に捉える方もいるようなのですが、一気に変わったという感じは私の中にはなくて、一貫した流れの中で産まれた作品という気がします。終盤はアップテンポですらなくなって、インナースペースかどこかに行ってしまうのもなかなかやるなぁと思いました。そういうアルバムなので、好きな曲を普通に挙げておきます。M-2「Right Here's The Spot」(ミシェル・ンデゲオチェロの妖艶な歌声が最高)、M-7「Plug It In」(ヴォーカルはなんとイン・シンクの人です)、M-10「Cish Cash」(スージー・スーがヴォーカル、実は反戦歌)などです。

12月3日(水)
[Music]

buffalodaughter_pshychic
Buffalo Daughter 『Pshychic』

かなりハードなアルバムだと思いました。それは、多くの興奮とひきかえに、聴く者に疲労を与えるという意味でのハードさです。例えば前作『"I"』においてもそのハードさはあったと思いますが、終盤にそのフラストレーションを解放させるような楽曲があったのに対して(「Discotheqe Du Paradis」のことです)、今作にはある意味そうした逃げ道がありません。様々な音を組み合わせながら、ひたすらストイックに、ミニマルな空間を演出していました。聴いていると、こう覚醒していく感じと、その反動で辛くなっていく感じを同時に抱くという、非常にパワーのあるアルバムでした。圧巻。

12月2日(火)
[Music]

belleandsebastian_dearcatastrophewaitress
Belle & Sebastian "Dear Catastrophe Waitress"

最初にお断りしておきますが、私、ベルセバって聴くの初めてなんです。だから、ラフ・トレードに移籍したとか、プロデューサーがトレヴァー・ホーンだとか、音楽的に大転換をはかっているなどと言われていますが、そういうのはよく分からなくて、相対的な評価はできないのであり、私がこの CD を買ったのは、単に試聴したら素晴らしかった、というただ一点の理由のみであります。M-1「Step into my office, baby」は、メルヘンちっくなメロディーのバックに、かなり強めのドラムが鳴ってきて、気持ちの良いダンス・ミュージックになっていました。以降、全体的にはおとなしい感じの楽曲で、メロディーの繊細さが強く印象に残る、とても良いアルバム。きれいな歌声を、優しく包み込むようなバックの音色がとても良いです。昼下がりとかに、ぼぉーっと聴いていたい感じ。非常に良質なポップ・ミュージックだと思いました。以前のものも聴いてみたいと思います。

12月1日(月)
[Music]

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Tim Deluxe "The Little Ginger Club Kid"

なーんも考えずに、朝まで踊り狂いましょうというアルバム。それ以上言うことないです。踊りたい時に踊ればいいんです。ずんずんと鳴り響く四つ打ちのリズムに、体が自然と動きます。ヴォーカルが特に俗っぽくて、全体的な享楽性をアップさせていると思います。それでいて、特定のジャンルに固執しない、多彩さも持ち合わせている気がします。フィルターっぽくなったり、トランスみたいになったり、色んな踊れる要素をがんがん詰め込んだ、ひたすら楽しいアルバム。さすが、ダレン・エマーソンがパートナーとして抜擢しただけのことはあります。


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