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4月30日(水)
[Music]

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CORNERSHOP "HANDCREAM FOR A GENERATION"

SNOOZER 誌2002年年間ベスト、5位のコーナーショップを聴きました。うっわー、これゆるいなー。肌触りはとても古く、懐かしく、やわらかく、優しい。その上、フィルター・ディスコとか、ヒップホップとか、レゲエとか、ごった煮感もいっぱい。本物の多文化音楽です。すごいゆるゆるで、とても楽しい、パーティ・アルバムです。しかもベッドルーム・ミュージック的で凝った部分もそこかしこに感じられるし。素晴らしいです。まさに僕らのためのハンドクリームだ。万歳。

4月29日(火)
[Book]
先月分の雑誌も含め、いくつか。「アフタヌーン」。この雑誌はやはり全部面白いです。冬目景の連載がちゃんと続くのかという問題はさておき。EDEN とか勇午とかのリアルさを正面から描こうとする姿勢が好きです。
「コミックビーム」。これが一番安心して読めるかもしれません。「エマ」とか「放浪息子」とか「よみきりもの」とか。それはともかく、目次にも書いておらず、やまだないとが落ちた結果無理矢理ねじ込んだっぽい、「からだの国のありす」と「驚異の旅」が不憫でなりません。
あと、私が本当に大好きな小原愼司の連載が始まったコミックフラッパーを読みました。で「二十面相の娘」は最高なのでそれはおいといて、正直言って他はあまり読みたいものはないような気がします。ちょっと前に連載していた駕籠真太郎 『パラノイアストリート』とか好きだったのですが。次くらいまで読んで判断したいです。

[Music]

pjharvey_dry
P J HARVEY "DRY"

PJハーヴェイを初めて聴きました。YEAH YEAH YEAHS がびっくりするくらい気に入ったので(→日記4月12日参照)、おそらくその元祖である(と SNOOZER に書いてあった)人が聴きたくなったのであります。これは彼女の 1st アルバムです(92年作品)。アグレッシヴでぎらぎらしたヴォーカルは、それでいてブルージーであり、とても魅力的です。ぐいぐい引き込まれる感じ。女性ヴォーカルってあまり聴かないのですが、これは本当にかっこよくて、ちょっとはまったかもしれません。

4月28日(月)
[Book]
先月分ですが、漫画雑誌をふたつ。「少年エース」。サイコのためだけに買ってますが一応全部読んでます(貧乏性なので)。あでも GOTH は面白かった。あとは無理してエロショットを入れてるグレネーダーは応援してあげたいです。いやエロがいいというわけではなく、ええそれはもう。
「IKKI」。は先月から読み始めたのですが、ゴツボ×リュウジが描いているから買ってみたという動機をすっかり書き忘れていたくらい他の漫画が面白く。小田扉が終わったのは悲しいですが、他のも充実している気がします。あと新人賞の「茶番劇」がとても好みな内容でした。

[Music]

mflo_expoexpo
m-flo 『EXPO EXPO』

やはり、エムフロウ好きだなぁ。2ステップが好きとかそういうのではなく、エムフロウの音楽が好きです。メロディーと、LISA のヴォーカルとの相性が絶妙な感じです。正直ラップは蛇足気味ですが。あとアルバムだと、結構コンセプトが面白い(2nd は文字どおり万博)のも評価したいです。

4月27日(日)
[Movie]
かたか味さん宅におじゃまして、ウチゲバ映画祭に参加しました。いろいろ見させてもらいましたが、大島渚の『夏の妹』と、アイアンキングと、ウルトラマンダイナ「怪獣戯曲」あたりが非常に印象に残りました。特にダイナは、実相寺監督の映像美と、物語の構造を強く意識した脚本(ブギーポップなどを手がけた、村井さだゆき)の壊れっぷりにあ然呆然驚愕でした。やっぱウルトラマンはすごい。かたか味さんによる関連アーカイヴはこちら。あと m3 さんの日記4月27日にも詳細が

[Music]

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Mew "Frengers"

M-1「Am I Wry? No」を試聴した瞬間に、「ああこれやばいやばい、好みだなぁ」と愛憎入り混じった感じの苦笑を浮かべてしまいました。切ないメロディーと高く歌い上げる中性的なヴォーカル、うねりを上げるギター、これを私が嫌いなはずがありませんのです(断言)。でも彼らはそれに加えてちょっとリズムがポストロックっぽい面白さもありまして、タダモノではないと思われます。でもマイ・ブラッディ・ヴァレンタインのフォロワーという評価だけは、マイブラ嫌いの私としてはやめていただきたい所存であります。

4月26日(土)
[Music]

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HOOVERPHONIC "BLUE WONDER POWER MILK"

98年作品。「フィルムのない映画音楽」とかいうふれこみが気になっていたバンドです(とはいえ100円で買いましたが)。まあなんか言われてみればそんな気も……。基本的には、女性ヴォーカルを前面に押し出した感じのダンス・ミュージックですが、フィルターっぽくないのは時代でしょうか、かえって新鮮、でも退屈。いやらしいアンビエント臭がするのがちょっと苦手というか、とりたてて聴く必要もないかもと思えてしまいました。

4月25日(金)
[Music]

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V.A. 『ELECTRIC-BRAIN feat. Astroboy』

手塚るみ子プロデュースでテクノ系ほかいろんなアーティストが参加したアルバムです。特に印象に残っているのはやはりハラカミたんと、あとは CO-FUSION、ROVO あたりでしょうか(いつもどおりな感じ)。やはりハラカミたんのエレクトロニカ、好きです。Mijk Van Dijk なぞはストレートにテクノって感じでそれほど好きではないです。他もレベル高いなぁと思えるアルバムでした。余談ですが、手塚るみ子さんはタナソウとパーティ友達らしく、「ベスト・ドラムンベースDJは、断トツでLTJブケム!」という価値観をシェア出来るかけがえのない知人だそうです、とスヌザ狂をアッピールしてみる。

4月24日(木)
[Music]

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MASSIVE ATTACK "100TH WINDOW"

マッシヴ4th。ほぼ3D一人の手で作られたのだそうです。感想から入ってしまうと、過去の作品と明らかに断絶した部分で、私はこのアルバムが本当に好きです。みんな戸惑え、戸惑ってしまえ。ダブを基調としたトリップ・ホップ、生楽器を重視したやわらかいサウンドは鳴りを潜め、クリック・ハウスのようなエレクトロニカ的音色が全編を占め、その音は鋭利で、攻撃的です。そして、開放感がなく内省的で、エフェクトかかりまくりのヴォーカルやダークでぶっとい感じのベースなども違いを際立たせています。聴いていると何かにせかされるような気になってしまい、怖い。病的な側面を持ち合わせているように感じます。そしてそんなアルバムが私はとても恐ろしく、また好みでもあるのです。

4月23日(水)
[Music]

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MASSIVE ATTACK "MEZZANINE"

マッシヴ3rd。音は 2nd からさらにどんどん暗く内に向かっています。ダブな要素はますます増加し、聴くにつれトリップしていきます。そしてヴォーカルの入り具合がものすごくいい感じです。前作までは、ヴォーカルにその雰囲気が引っ張られていた感がありましたが、このアルバムでは周囲の音とのバランスが良くなって、とても心地よく感じられます。あとラップっぽいヴォーカルが弱まったのも個人的には良。とても好きなアルバムです。

4月22日(火)
[Music]

massiveattack_protection
MASSIVE ATTACK "PROTECTION"

マッシヴ2nd。M-1「Protection」は前作と変わらぬオシャレ系だなぁという感じでしたが、以降聴き進むにつれ、徐々にダークな雰囲気が出てきました。圧倒的に音が面白いです。ダブっぽい要素が多くなって、気持ちよさが増しています。一方で前作のようなムーディな感じも出ていて、過渡期っぽいかなと思いました。でもこの過渡期っぽさがまた良い感じであります。ちょっと M-9「Heat Miser」あたりは映画のBGMのような気恥ずかしさがありましたが、他はおおむね独特の雰囲気があって面白かったです。そして M-10「Light My Fire」のバックに銃声やら悲鳴やらが始終鳴ってるのもすごかったです。最終的には結構わけの分からん(いい意味で)アルバムでした。

4月21日(月)
[Book]
筒井康隆『宇宙衞生博覽會』読了。主に異星人とのコンタクトやらを題材にしたSF短篇集です。私の中では、SFはガジェットよりも、突飛な設定と現実との差異やらが面白おかしく描かれている方が好きでして、筒井SFはそういう意味で好きです。科学的ではありませんが、哲学的であります。

[Music]

massiveattack_bluelines
MASSIVE ATTACK "blue lines"

マッシヴ・アタックの1stはこれが最高傑作という向きも強いですが、私としてはそんなに絶賛するものではないなぁという感じです。良質であることは認めますし、相当にレベルも高いのでしょうが、私にはどうもこ洒落た感じが強いかな……。あくまでもイメージのラインで、フュージョンを聴かされた感覚に近いです。当時としては画期的だったのかもしれませんが、トリップ・ホップっていうともっとダブっぽい音が欲しいところなのではないでしょうか。ありはありますが、どうもラップの軽さも気になります。という感じで後作の方が好きかもしれません。

4月20日(日)
[Music]

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THE CORAL @ LIQUID ROOM

コーラルのライヴは、想像していたのとは全く違っていて、とてつもなく激しいものでした。アンコールも入れて、わずか1時間ほどのライヴで、あっという間に駆け抜けました。CD からはとてもそんな感じはしなかったのですが、やはりみんな若くてパワフルなのだなと。でもよく聴いてみれば、これほど曲中で転調しまくる人たちも珍しくて、アルバムなんていったい何曲入っているのかわからなくなります。大体の曲が2分くらいで終わってしまう。やはりそれは勢いのある証拠ですよね。もう2ndが出るらしいし。しかも彼らは、それに加えて演奏がとてもうまい。うまいので、激しいのに安心して楽しめるんですよね(この日はちょっとドラムにトラブルが多くてそれはドキドキでしたが)。まあいつ喧嘩するか分からないバンドもそれはそれで面白いですけど。というわけで、コーラルは最高であります。

4月19日(土)
[Music]

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Aphex Twin "26 Mixes for Cash" disc 2

エイフェックス・ツインが金のためにやった、26曲のリミックスがひたすら並べられたアルバム。ただそれだけのためにこのアルバムは存在します。私は前作 "drukqs" から入った人間ですが、あのアルバムは正直首をひねりました。周囲の評判で、割りと変態っぽいとか、変わってるとかいう話を聞いていた割りには、出てきた音はそれほどひねくれてはいなくて、拍子抜けした感じでしたのです。翻って、今回のリミックス集ですが、エイフェックス・ツインとしての曲として見れば、かなり良質な楽曲群だと思います。初期衝動っぽい感じの音が多くて楽しめます。で、インタビューなどを読むうちに気づいたんですが、周りが話題にしているのって、例えばジャケットが変だったり、リミックスがリミックスになってないとか、そういう表面としての変態性を問題にしていたのではないかということで。私が抱いていたのとはその辺がずれていたのかもしれません。でもそれって私の中の「変わってる」という範疇に入らないので、正直戸惑います。彼はただ、純粋に良い音を奏でたくて、純粋がゆえに金のためであることを隠さない、というだけなのではないかと思います。そう思えば、要らぬ先入観で耳が曇っていた自分が恥ずかしくもなり、他のアルバムも聴くべきと思いました。ちなみに一番気に入ったのはビートニクスの「Une Femme N'est Pas Un Homme, Aphex Twin Remix」です。

4月18日(金)
[Music]

Aphex Twin "26 Mixes for Cash" disc 1

詳細は19日。

4月17日(木)
[Music]

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pre-school 『DANCING IN THE SUN』

前作は、バンド・サウンドとしてのプリ・スクールと、デジタル・ポップとしてのプリ・スクールとのバランス、それを意識しすぎていたのか、中途半端な感が否めなかったのですが、今作はある意味開き直って、大和田さんと佐藤さんの二人で作り上げたということで、とことんデジタル・ポップにベクトルを向け、見事なアルバムを作り上げました。まさに起死回生、会心の一撃。『First Heaven』以降、デジタル・ポップな要素ががつがつと入り込んできて、それに戸惑いを隠せない人もいたのでしょうが、今作でそれまでの中途半端な感じが払拭されたという気がします。何よりもメロディーが良い。のびのびとしていて、高らかに歌い上げています。そして、私は、音楽的変化によって、プリの本質そのものが衰えたわけではない、どころかより進化していることに歓喜するのです。

4月16日(水)
[Music]

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SOUL FLOWER UNION 『GHOST HITS 93-96』

ソウル・フラワー・ユニオンの初期ベスト。「満月の夕」は、こちらのヴァージョンの方がちんどんが入っていて好みです。録音のバランスの問題なのかもしれませんが、ヴォーカルがねちっこい最近のよりも好きです。あと、初期はごった煮感が今より強くて面白い楽曲が多いですが、どうも宅録っぽいというか、うちにこもっている音の感覚が強くて、どうも暗いです。開放感が弱いというか。その分ヘッドフォンで聴くととても面白い。

4月15日(火)
[Music]

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CAVE IN "ANTENNA"

昨年のサマーソニックでのパフォーマンスが素晴らしかった、ケイヴ・インのメジャーデビュー盤です。たとえばディスメンバメント・プランのような、ポスト・ハードコアとしての視点と(といっても私の中では「リズム面白いのがポスト・ハードコア」みたいな情けない理解度ですが)、メロディアスでヘヴィ・ロックっぽいストレートな表現がせめぎあっていました。前者が強く出た曲は素晴らしく、後者が強く出た曲はどうも少しきびしかったです。その両者がうまいこと融合した感じはあまりなかったような気がします。ただ、後者にしてもそれほど媚びたというか、メジャー向けっという感じではなくて、どっちかというと音楽性の変化という気もします。それほどの良質さは持っていると思います。実は彼らは前作が「ポスト・ハードコアの大傑作」と呼ばれているらしいのですが、まだ聴いていません。それを聴いてから判断したい面も正直あります。

4月14日(月)
[Music]

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Syrup16g 『HELL-SEE』

このアルバムを聴いた時、1年ほど前に行った、斎藤和義と、BAZRA のライヴで感じた肌触りというか、音の違いを思い出しました(2002年5月11日参照)。前者は音がすかっとしていて古い感じ、シンバルいっぱいたたくとか。一方後者は曲調はさわやかであるにもかかわらず、全体的な音では低音が強めで、ギターも微妙にうちにこもって響いてくる感じで、その違いが世代的な感覚の違いなのではないか、などと思ったものでした。で、シロップは明らかに後者に属していたわけで。印象に残ったのは、重いベース、そして過剰にリヴァーヴのかかったギターです。特にギターの音がものすごくいいです。狙ったわけではないでしょうが、ダブっぽい。そして明らかにグランジを通過していながらそれに拘泥していない。面白い音です。そして負の方向に終始向かう楽曲がいいです。曲的には結構オーソドックスなイメージなのですが、聴くと、音の感じも相まって完全に独特の魅力を持っていると思います。すごく気に入りました。

4月13日(日)
[Music]

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THE LIBERTINES "up the bracket"

ものすごく屈託の無い、真っ正直でポップなメロディーと、ものすごくへったくそで、勢いでつんのめった演奏にやられまくりました(演奏はベースは結構堅実でかっこいいです)。素晴らしいのです。無理矢理ジャンルを言えば、ガレージ・パンクの範疇に入るのでしょうが、時折それには収まりきらない多彩な感じが顔を出します。しかもコーラルのそれが確信的なものである一方、こちらはものすごく天然くさい。とにかく若さにまかせていいものなんでもやります、ものすごい勢いを感じました。本物だ。

4月12日(土)
[Book]
熊倉隆敏『もっけ 2』読了。萌え系妖怪漫画です。ほのぼのとした萌え絵と、結構な下調べに基づく的確な設定が、地味ながらもかっちりしたお話を作っています。激しい逸脱とかは今後もないでしょうが、安定して面白い。

[Music]

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YEAH YEAH YEAHS "YEAH YEAH YEAHS"

実は2月に行ったクラスヌで、「MACHINE」がかかっていました。その時はこのバンドだとは気づかなくて、なかなかいいなぁと思った記憶があります(その後にPJハーヴェイへとつながってそのどちらもお気に入りでした)。ダークなギターリフの背後から浮かび上がってくる艶やかな女性ヴォーカルが素晴らしかった。このミニ・アルバムはシングル2枚をコンパイルした企画盤で、これがまた本当にすごいのです。M-1「BANG」は昨今のガレージ・リヴァイヴァルの流れを汲んだナンバーですが、ギターのうねりが他のバンドと一味違います。他にも、ノイジーに爆裂する曲もあれば、甘いメロディーを歌い上げるスケールの大きな曲もあったり、ダブっぽいエフェクトのかかったコラージュっぽい曲もあり、しかもそのどれもがオリジナルな輝きを持っています。まだアルバムも出ていないアーティストが、2枚のシングルでこれほどの多様性を持てるものなのでしょうか。大興奮です。新作超期待です。

4月11日(金)
[Music]

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GANG OF FOUR "entertainment!"

Radio 4 がどうだとか言っていましたが、ギャング・オブ・フォーを遅ればせながら手にとりました。脱帽。明確に踊ることを意識した重いビート、鋭角に刻まれるガリガリしたギター、など全てがものすごいです。おそらく多くのアーティストが影響を受けたであろうことが容易に感じ取れます。例えば昨今のロックンロール・リヴァイヴァルと言われる一連の波、その一端をというか非常に大きな部分を、このバンドが占めているのではないかと思います。重く、太く、そして心地よい。79年にしてこの音かぁ。

4月10日(木)
[Music]

jazzanova_singlecollection
JAZZANOVA "The Single Collection 1997-2000"

ジャザノヴァです。ジャズやらボサノヴァやらはあくまでも要素としての範囲内で、基本はゆるくてオーソドックスなダンス・ミュージック。でそれにジャズ・ボサノヴァ風味、という感じでした。ダンスはダンスですが、どちらかというと室内でゆるーりと聴くような、休日の午後的な音楽だと思います。心地よいけど、それ以上ではないというか。まあただこれはシングルスなので、昨年のアルバム(remix誌年間アルバム第2位)を聴いてから判断したいところであります。

4月9日(水)
[Music]

depechemode_songsofaithanddevotion
DEPECHE MODE "SONGS OF FAITH AND DEVOTION"

デペッシュ・モード1993年作品。彼らは初めて聴きましたが、ダークで重苦しい雰囲気のニューウェーブで、なんか想像してたのと違うなぁと思っていたら、どうやらギターサウンドが特に前面に出た作品らしいです。低くて病的なヴォーカルは王道っぽくもあり。私は怖いのであまり好きではありませんが。終盤オーケストラを取り込んでどんどん深い方向へ行ってしまっていました。

4月8日(火)
[Music]

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HAPPY MONDAYS "BUMMED"

ハッピー・マンデーズの2ndは何というか、ダンス・ミュージックとしての音楽というか、その方向性がより増していて、でもやっぱりだらだら。ていうかもちろんヴォーカルのショーン・ライダーが原因です。バックは結構手堅くダンス・ミュージックになっているのですが、この声が酔っ払いのおっさんのように響き渡ってもう……。とはいえ実はこの組み合わせがなかなかのハマリモノであり、「WROTE FOR LUCK」などはかなりの名曲に聴こえました(聴こえただけかも)。

4月7日(月)
[Music]

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HAPPY MONDAYS "Squirrel and G-Man Twenty Four Hour Party People Plastic Face Carnt Smile (White Out)"

ハッピー・マンデーズの1stは何というか、聴いているとだらだらしてしまいます。だら〜っとした気だるげなヴォーカルやら、重たい(というか下手な)演奏やら、もう……。たまにリズムが面白い曲はあり、楽しくもありましたが、基本的にはだらだら、しかもダウナーっぽいだらだら(アッパーなだらだらがあるかどうかは知りませんが)、という感じで、聴いているとだんだん辛くなり……。

4月6日(日)
[Music]
シングルまとめていくつか

lovepsychedelico_iamwaitingforyou
LOVE PSYCHEDELICO 「I am waiting for you」
相変わらずのマイペースっぷりです。しっとりしたギター・ポップ。ゆるゆる。独特の歌い回し方とか曲調には磨きがかかってきている気もします。他に芸が無いといえば無いのでしょうが。
ミニモニ。(以下略) 「お菓子つくって(以下略)」
ええと、長いので省略。お菓子〜は、「すき・すき・きらい(以下略)」のようにファンキーなナンバーになる要素がありつつも、光GENJI とかの頃のジャニーズみたいな曲に仕上がっていて、個人的には惜しいもう一押し、という感じでした。この辺は渡部チェルの功罪でしょうか。もう1曲はまあコメント無し。ミニハムずの方もとくに無し。
YOU THE ROCK ★ 「モンスターロック」
この前テレビ見てたら、スポーツのハイライトシーンの BGM に「ね〜え?」が使われていたんですけど、こういう感じに聴くといい曲なんですよね。いざ身構えて試聴すると何か肩透かしを食らった気がしてしまって、買ってないんですが。というわけでこのシングルも小西プロデュースなので、おんなじ印象でした。

4月5日(土)
[Music]

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WINO 『THE BEST OF WINO Volume 1』

ワイノーのベストアルバム。タナソウ選曲。こうやってベストとして1曲1曲聴いていくと、どうして当時この良さに気づかなかったんだろうと、残念な気持ちになります。実はこれを機にオリジナルの方を聴きなおしたんですが、初期は全体的にアレンジが統一されていて(インドっぽいUKロックテイストとか)、かえってのびのびとしたメロディーやバンドとしてのグルーヴ感が損なわれていたのではないかと思いました。周囲がレッテルを貼りすぎていたんではないかなと。そういう意味でも最後のアルバム『EVERLAST』は、自分達の音や歌を取り戻した傑作だったと思うのですが……。それはともかくとして、M-1「The Action (All I really want to do)」、M-2「Everlast」、M-6「My Life」、M-8「LOADED」、M-11「New Dawn F」、M-12「Go Straight Song!」などは歴史に残すべき稀代の名曲です(断言)。
WINO についてははてなダイアリーの方にも雑文を書いています。

4月4日(金)
[Music]

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BRAHMAN 『A FORLORN HOPE』

シングル「deep」は良かった覚えがあります、という程度の知識で聴いてみました。メロコアですよね。結構面白い曲調の楽曲もありますけど、基本的にメロコアの範疇に入っちゃうという感じ。「メロコア(パンク、ヘヴィ・ロック、云々)」というような。個人的には、レベルはものすごく高いけれども、もう少しはっちゃけてもいいかな、と思います。キッズの憂さ晴らしで終わってしまうにはちょっともったいない。ベースが前面に出る曲はものすごくかっこいいのですが。

4月3日(木)
[Book]
筒井康隆『夜のコント・冬のコント』読了。私は、「夢の検閲官」のような、ブラック弱めの擬人化系小説は筒井の中でもかなり好きです(一番好きな短篇が「最後の伝令」ですし)。あと筒井は、「傾いた世界」のように、崩壊を淡々と描写するのがうまいと思います。この短篇、かなり皮肉が効いてたりして面白かったです。その他は、ショートショートのようにさらりとオチの効いたものが多くて、のんびりと楽しめました。

[Music]

pulseprogramming_tulsaforonesecond
pulseprogramming "TULSA FOR ONE SECOND"

先日の THE POSTAL SERVICE が、コラボレーションから生み出された極上のポップ・ミュージックであるとするならば、このパルスプログラミングはアンビエント・エレクトロニカのジャンルをひたすら磨き上げた結果生まれた見事なポップ・ミュージックなアルバムであります。アンビエント系の持つ、何だかいい音だけどちょっと退屈だな〜という感じを抑えつつ、切なさやかわいさをうまく出せていると思います。終盤、雰囲気過多気味で、ちょっと情念が溢れすぎのような気もしますが。

4月2日(水)
[Music]

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THE POSTAL SERVICE "GIVE UP"

Death Cab For CutieのヴォーカルBen Gibbardと、Dntel/FigurineのJimmy Tamborelloによるユニットのデビューアルバム、だそうです。どちらも知らない人ですが。エレクトロ・ポップかつ過剰さ控えめのやさしい音色と、中性的で切なげで甘酸っぱいヴォーカルの組み合わせ音楽。それ以上でも以下でもないのですが、これって誰でも思いつきそう……と思いつつも、実際に聴いてみると、とてもうまく合わさっていて素晴らしいです。双方の実力の高さを感じました。

4月1日(火)
[New]
CDのお買い上げ3月分

[Music]

ua_dorobou
UA 『泥棒』

remix誌にて2002年のアルバム・オブ・ジ・イヤーに輝いた UA のアルバムは、静かで暗く、深淵を感じさせる良質なブルース・アルバムです。シングル「閃光」でのレイハラカミとのコラボにも興奮しましたが、生音を重視しつつジャズっぽいアプローチを見せるこのアルバムも面白いです。あとはやっぱ良いヴォーカルだなぁとつくづく思うわけで。声質うんぬんではなくて、歌うたいとして非常に優れていると感じます。女性ヴォーカルでは彼女が一番好きです。
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