[Music]

MAGIC ROCK OUT @ Makuhari MESSE
THE VINESの出演キャンセルから幕を開けた真冬の悲劇的イベントに行ってきました(
→公式サイト)。でも行ってみたらかなり楽しめました。
5時過ぎに入場。中はSUMMER SONICの屋内ステージと似たような感じ。
朝霧JAMS'のシチューやミルク割り焼酎(おいしい)などをたしなみつつ、その他ハイネケンをがんがん飲みながら開演を待ちました。すでに飲みすぎ。
Time Table
18:00 BACK DROP BOMB
19:00 RADIO 4
20:10 CRAZY TOWN
21:30 ARLO
22:50 WILCO
00:20 FOO FIGHTERS
01:50 Richard Fearless (DJ)
02:30 DEATH IN VEGAS
03:30 GOLDIE (DJ)
ほぼ時間どおりでした。
BACK DROP BOMB
バックドロップボムはジャンルで言うとミクスチャーヘヴィロックバンドみたいなくくり方をされるのだろうなと思うのですが、「2254 UNIVERSAL E.P.」やリミックスアルバムの面白さからかなり気に入っているバンドであります。この日のライヴは音が悪くて、特にヴォーカルとギターが悪かったように思います。後ろにいすぎたからかもしれませんが(後ろだと低音しか響いてきませんよね)。もっと前に行けばよかったかもしれません。消化不良な感じで終了。

RADIO 4
今回のフェスはほとんどのバンドを知らなかったのです。彼らもそのうちのひとつだったのですが、これは本当に良かった。例えばハイヴスを聴いた時に、「リズムが踊れる感じだともっと気持ちいいのになぁ」と思っていたことをそのままやってくれた感じでした。曲はガレージではちゃめちゃ感が強いのですが、ベースの主張がものすごく強く、また、ドラムに加えてパーカッションがいることで、低音部、リズム面がかっちりしているのです。中盤「オドレ!!」の叫び声から始まった「New Disco」などは素晴らしかったです。踊りまくりでした。終盤少しバテ気味だったように思いましたが、この先も注目すべきバンドかもしれません(→
公式サイトで
数曲DLできます)。
CRAZY TOWN
世の中の青年達がバンド組もうとする時に幾度となく出ては消えたようなバンド名ですね(失礼)。このバンドこそ、ミクスチャーヘヴィロックバンドのジャンルをストレートに体現していると思いました。個人的には全く興味が無い(というか嫌いな)ジャンルですが、ヴォーカルのお兄さんがステージ横の柱に登ったりして楽しそうなので前の方で聴くことに。アメリカのバンドのエンターテイメント性を見せ付けられました。とにかくステージを動き回るし、喋りまくるし、サーヴィス感はいっぱいでした。楽曲はやはり好きではないですが、最後の曲で美メロを披露するあたり、転換期にいるバンドなのかもしれないと思いました。
ARLO
このバンドもお初でした。ものすごくストレートなパワーポップバンド。これでもかとパワーポップをど真ん中に投げ込んできます。変化球は一切無し。かなり正当派で良質とは思いますが、1時間これを続けられると少し飽きてしまったというのも正直なところです。

WILCO
ウィルコは最新作がジム・オルークプロデュースであり、評判も良かったので、聴いてみたいなと思いつつ聴かないまま今日を迎えてしまいました。「オルタナ・カントリー」とだけレクチャーを受けていて、でもそれがどんな音楽なのか想像もつかなかったのですが、聴いてみると結構オーソドックスに良いメロディーを奏でるバンドだと思いました。一方で感情が爆発する瞬間というのも持ち合わせていて、単なる名曲の陳列に終わっていないところに好感が持てました。あと、音響面がものすごく良かった。アコギがとてもきれいに響いてきました。それも含めて、全体的に非常にレベルの高い音楽を聴かせてもらいました。堪能。

FOO FIGHTERS
もともとヘッドライナーの上に、ヴァインズキャンセルによってその役割を一手に引き受けた感のあったフーファイですが、私ほとんど聴いたことがありませんでした。始まってみるとやはり観客は一番多く、盛り上がりも最高潮に。楽曲はグランジを通過した陽性ハードロックという感じで(というかデイヴ・グロールはニルヴァーナなわけですが)、素直で衒いのないロックミュージックでした。デイヴはサーヴィス精神旺盛な感じで、「NO WAR」の文字を掲げたりピート・タウンゼントを茶化したようなパフォーマンスなどを披露しつつ会場を盛り上げていました。ここまで素直な感じを出されると、その雰囲気に完敗です。というわけでかなり楽しみました。

DEATH IN VEGAS
私の中でのメインは完全に彼らでした。セッティング中にメンバーのRichard FealessがDJを披露。ニューウェーブ風味の曲でつないでいました。軽い余興っぽく40分くらいで終了。そしてプライマルの「Autobahn 66」をバックに登場です。メンバーは2人ですが、ライヴはギターやドラム他、バンドとして編成されていました。期待はありましたが、CDの再現に終わるのではないかという危惧もありました。
結論から言うとそんなことを考えていた私がバカでした。「Leather」が鳴った瞬間、ぶっ飛びました。ものすごく激しい爆音です。音量レベルが一段階違う感じ。音の洪水でありました。しかし一方でものすごく踊れるのです。ヴォーカルを呼べないことを逆手にとってがんがんエフェクトをかけまくる行為が、CD以上のサイケデリックな音を生み出しているのですが、その音がダンスミュージックを前提として成立しているためか、すっきりとしていて乾いているのです。だからものすごく気持ちがいいし、がっつり踊れました。最高。ベストアクト。終わった後友人と「すごい、すごい……」とうわごとのように繰り返していました。
GOLDIE
でここで終わりでも良かったのですが、電車がないのでゴールディのDJも見ていくことにしました。序盤はかなり下品な音が強くてデス・イン・ヴェガス・ショックだった私は後ろでぼぉーっと座っていたのですが、みなさん気持ちよさそうに踊っていたので体を動かすことに。ドラムンベースで踊る経験がなかったのですが、踊ることに関してはかなり楽しい音楽だと思いました。何か楽しく体が動かせる感じというか。あとしょっちゅう音を抜くので途中で休めたりとか、親切設計。結局終了までてけてけ踊っておりました。
全体的に大満足のフェスでした。これほど音源を知らないバンドを見たのは初めてなのですが、良い出会いもあったし、期待していたバンドは期待以上のパフォーマンスを見せてくれたし、とても楽しめました。アメリカあなどりがたし。その他食べ物屋などは小さいながらもがんばっていたと思います。朝霧JAMS'のおばちゃんにはお世話になりました。ひとつSUMMER SONICと同じ会場でやるというのはSMASH的にはどうなの? とは思いますが、とりあえずイベントとして定着すれば面白いことになるかなと思いました(興行的にどうかというのが不安ですが……)。