header
index   diary   music   bbs   link   mail   
10月31日(木)
[Book]
筒井康隆『最後の伝令』読了。基本的に過剰さがやや弱めの短篇集でした。序盤は書き散らした感の強い作品が多くて微妙だったのですが、終盤はその淡々とした文章が見事にマッチしているような短篇が多く、最終的にはかなり楽しめました。「九死虫」、「瀕死の舞台」、表題作あたりがかなり楽しめました。

[Music]

Ash "INTERGALACTIC SONIC 7's"

アッシュのベスト盤。2枚組で今日はA面集を聴きました。翌日はB面集です。

10月30日(水)
[Music]

va_pingpong
O.S.T. 『ピンポン』

ピンポンのサントラには石野卓球、まりん、ブンブン、Dub Squad、そしてスーパーカーなどが参加していてこれが私にとって悪いアルバムのはずがありません。といってもこのアルバムはスーパーカーに始まってスーパーカーに終わるわけで、その意味では映画そのものをうまく表現できていると思いつつも、アルバムとしては物足りなさを感じてしまいました。このメンツ使ってスパカの引き立て役かよみたいな。一方で、背後にまりんの存在感を強く感じたりもしました。

10月29日(火)
[Book]
筒井康隆『夢の木坂分岐点』読了。読むのにずいぶん時間がかかってしまいました。この小説は、私がよく筒井康隆の読み物から感じる、親切な非常識感(自ら説明してしまうような感じ)というべきものが強く出ているような気がして、ややテンポが悪いのではないかと思いました。真剣に向き合わなかったこちらが悪いのかもしれませんが。

[Music]

V.A. 『URCベストセレクション』

ここら辺をほとんど聴いたことのない私。多少勉強の意識が強くなってしまうのですが、とりあえずはベスト的なものから入ることにしました。はっぴいえんどは「十二月の雨の日」がハードロックのような泣きのギターでなるほどと思いました。高田渡の「あきらめ節」がとても乾いていてユーモアを感じました。遠藤賢司と三上寛は圧巻でした。

10月28日(月)
[Music]

unicorn_haveaniceday
ユニコーン 『ハヴァナイスデー』

中古で買いましたが、踊る亀ヤプシと2 in 1状態でした。6曲入り。佳曲が多くて、どの曲もそれぞれいい味を出していると思いました。全体的に良い意味でパロディっぽいイメージが強いかなぁと感じます。表題曲などは私的にイヤな方向にその性質が出ている気がして苦手なのですが、一方で「魚の脳を持つ男」や「鼻から牛乳」はかなり好きな感じです。

10月27日(日)
[Music]
シングルまとめていくつか

spitz_hanemono
スピッツ 「ハネモノ」
Aメロを聴いた感じではいいアレンジが入ってきているなぁという印象でとても好きだったのですが、サビで爆発した瞬間に何か違和感のようなものを感じてしまいました。それはたぶん亀田誠治が編曲に参加しているからなんだろうなぁと思います。私にはあの爆裂スネアがどうもしっくりきません。恥ずかしいというか。
キリンジ 「雨は毛布のように」
そつのない名曲だと思います。カップリングのDoshaburiヴァージョンの方が格好良いと思いつつ、彼らのロック的な引出しは結構広いのではないかと感じました。
DJ HASEBE 「Love can't wait feat. LISA」
DJハセベって他アーティストとのコラボが多いイメージがあるのですが、これもm-floのLISAが歌っています。何というか、ACOとかTWIGYの時も感じましたが、歌い手に合わせるのがうまいなぁという感じです。それでいて全体的にはダークで統一された雰囲気を出せていると思います。なかなか良いのではないかと。

10月26日(土)
[Music]

oe_hereandyou
OE 『Here and You』

Captain FunkがOE名義で出したアルバム。キャプテン・ファンクのダンスミュージックは、電子音が少なめで、サンバのように無理矢理踊らされるというイメージを持っていて、腕力を認めつつもそれほど注目はしていなかった人なのですが、このアルバムはアプローチがエレクトロニカ(音響系というべきか、テクノでありつつ生音による構成にこだわった感じというか)に傾斜したという趣で、とても素晴らしく思いました。ジャンルにおぼれている感じは全くなくて、キャプテン・ファンク風エレクトロニカとでもいえそうなオリジナルな雰囲気を出していると思います。エフェクトされたヴォイス歌いすぎとか、不規則連打しすぎ、とか「〜しすぎ」感を抱かせつつ、楽しく揺れられる感じです。現段階で今年のベストです。

10月25日(金)
[Music]

マルコシアス・バンプ 『ルネサンス』

バンプといえばもちろんマルコシアス・バンプであるのことよ。聴く前の知識は佐藤研二のベースを斎藤和義のライヴで見たことがあってすごかった、グラムロック、ということくらいでした。実際聴いてみると、なるほどベースはぐいんぐいんうなっていて存在感がありありでした。ヴォーカルがちょっと弱いかなぁというイメージで、ただ線が細いというのとは違って他のパートに負けているかもと思いました。グラムロックはほとんど知らないのですが、なよっとしたメロディーでバックはハードコアであったり、ストリングスで壮大な雰囲気を出していたりと、奇妙な味がありました。

10月24日(木)
[Music]

pmodel_pmodelordie
P-MODEL 『音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIE』

P-MODELを初めてちゃんと聴きました。全体的に統一感があって、つんのめったリズムとか過激な感じのメロディーが圧倒的でした。かっけー。

10月23日(水)
[Book]
筒井康隆『原始人』読了。自選短篇集に入っていた作品もいくつかありそれはやはり面白く、他には表題作の奇妙な感覚のユーモアが面白く、他の作品はやや重めというか難しく。

[Music]

wino_uselessmusic
WINO 『Useless Music』

WINOの1st。彼らってCLUB SNOOZERでストーン・ローゼスのカバーライブをやったことあるらしいです。私は見ていませんが、とても素晴らしいものだったとか。それはこのデビュー盤を聴けば一目瞭然だと思います。ローゼス、オアシス、マンサンなど、UKのバンドが次々と頭に浮かんできます。しかもワイノはオリジナルをしのぐ力強さを持っていると思いました。「つーかシングルのLOADEDが一番ダメじゃん!」というくらいアルバムとして最高の楽曲群だと思います。しかしデビュー盤でここまでどっかで聴いたことある感が強いというのは、複雑な心境であります。

10月22日(火)
[Music]

wino_dirgeno9
WINO 『Dirge No.9』

WINOの3rd。とりあえず世間的にはUKロック云々からの脱却という認識として捉えられているような気がするアルバムですが、おそらくは曲調というか、メロディーにその傾向が強いように思います。日本的な感じというか。とはいえ、それがオリジナリティを生み出しているかというと、そうは思わなかったわけです。ワイノはポップなメロディーというものを持ってないのではないか、ふとそういう風に感じました。しかしながら、このアルバムが悪いのかと問われるとそうではないわけで、「New Dawn F」などはとても印象に残りました。いろんなところから借りてきた要素を咀嚼してうまく消化しているといった趣です。

10月21日(月)
[Book]
さて筒井康隆『玄笑地帯』読了。むしろ本当に面白いエッセイでした。しかしポケットに入れたままクリーニングに出してしまいました。

[Music]

wino_everlast
WINO 『EVERLAST』

WINOの4th(2002年作品)。彼らはブリティッシュロックテイスト溢れるバンドとよく形容され、時にオアシスもどきと揶揄されているようなイメージがあるのですが、確かに昔のシングルとか聴くとそういう気もします。ねっとりしたヴォーカルと、気だるげな音がダラーっとしているなぁと思っていました。しかしアルバムの最初の2曲を聴いた瞬間に、今までそんな風にしかワイノを見てこなかった自分が恥ずかしくなりました。UKロックの借り物感を払拭し、バンドの要素が全方向に研ぎ澄まされた感じで、良い意味での緊張感に溢れていると思います。中盤の10分を超えるインストナンバーなどを聴きながら、力強さと自信に満ちているなぁと、何だかうれしくなりました。

10月20日(日)
[Music]
シングルまとめていくつか

takbam_technomusikabundzu
TAKBAM 「TECHNOMUSIK AB UND ZU Galactik Pizza Delivery Vol.3」
石野卓球とウエストバムのユニット。「卓バム、卓バム」の連呼はひたすらストイックな印象です。キックを排除し、代わりに音の構成で聴かせているという感じです。享楽的な要素は少ないと思いますが、静かに興奮しました。
オリジナル・ラヴ 「夜行性/アダルト・オンリー」
夜行性は良い雰囲気の大人のポップスといった趣。松本隆の歌詞は少し上品かなぁという感じです。上品にエロイというか。それよか「妄想はアダルト・オンリー」とか叫ぶ方がかっこいいと思います。
SUPER BUTTER DOG 「サヨナラCOLOR」
表題曲はバラードで特にコメント無しです。カップリングの「コミュニケーション・ブレイクダンス」はなかなかのダンスナンバーだと思います。というか前にシングルで出てますね。あと「FUNKYウーロン茶」のradio editも入っていますが、この曲は以前からファンキーなリズムが大好きな曲です。

10月19日(土)
[Music]

54-71_enclorox
54-71 『enClorox』

54-71のメジャーデビュー盤。彼らの音楽は、独自の味が出ていてそのインパクトは強烈なれど、その強すぎる味がどの曲を聴いても同じ用に聴こえてしまうと感じていて、そこら辺はマイナスの評価だったのですが、このアルバムを聴いてそんな考えは吹き飛んでしまったわけで。ものすごく楽曲の色が増えていて、彼らの底力を感じました。お得意の暗めのコードというか、奇妙にねじれた音の展開をするフレーズに加えて、良い感じに響いてくるメロディーの楽曲などもあり、とても素晴らしいと思いました。

10月18日(金)
[Music]

takahashiyukihiro_heartofhurt
高橋幸宏 「HEART OF HURT」

アコースティック・セルフカバーアルバムということで、しんみりとぽけーっと聴きました。雰囲気はちょっと重いかなぁと感じつつも、「前兆」や「君にサープライズ」などのアレンジは良いと思いました。

10月17日(木)
[Music]

va_futureelectronica
V.A. "FUTURE ELECTRONICA '99"

99年に出たコンピレーション(エレクトロニカというよりはテクノという感じです)なのですが、このメンツがとにかくすごかったりします。BASEMENT JAXX、JIMI TENOR、ススム・ヨコタ、BOOM BOOM SATELLITES、JEFF MILLS、PLASTIKMAN、SQUAREPUSHER、DJ KRUSH、RED SNAPPER、CO-FUSION、ケンイシイ、キャプテン・ファンク、MODEL 500と全部書いてみました。これだけいたらどんな恐ろしいアルバムになるんだろうと思いませんか。思いますよねぇ。私も思ってたんですけど、実際は全部の密度が薄くなってしまって、全体的に弱い興奮しか感じられませんでした。統一感を持たせようとしすぎた感もあるように思います。1曲1曲は素晴らしいとは思うのですが、通して聴くとつらいアルバムでした。

10月16日(水)
[Music]

V.A. 『CD Bros. Vol.1』

テレビブロスがインディーズとか一般公募から選んだコンピレーションアルバム(98年発売)。THE PRIMROSEとかHARCOとかは今でも活躍しているような気がしますがよく知りません。BEAT CRUSADERSが入ってて期待していましたが、何だかサイケデリックな謎の曲で、今のメロコアポップ一直線な路線とはだいぶ違っていました。そんな感じです。

10月15日(火)
[Music]

pealout_genshishinka
PEALOUT 『原始進化』

ピールアウトの2000年作品。8曲しか入っていませんが、密度は濃いです。爆音轟音のものすごいテンションで音が襲いかかってきます。正確性よりも勢いですよ勢い、という感じで、何かリズム隊とかバタバタしてるし。とてもスタジオ録音とは思えません。素晴らしいです。でやっぱりピアノは効果的に入っていて、「BEAT FOR YOUR RIGHT」とか「PIANOMAN R&R SHAKE, SHAKE, SHAKES.」とかは、鍵盤を今にもぶっこわしそうなパワーが感じられたりしてすごいと思います。

10月14日(月)
[Movie]
怪奇大作戦、『24年目の復讐』、『かまいたち』、『幻の死神』を鑑賞しました。何というか、上原正三の投げっぱなしの脚本はやはりすごいなぁと感じました。あとかまいたちは映像というか色の使い方がかなり良いと思いました(参考:怪奇大作戦のあしあと)。

[Book]
浦賀和宏『地球平面委員会』読了。パーフェクト。私が求めているものが全て入っているという感じでした。でも真面目にこういうことをすると、実は面白さという点ではそうでもないということにも気づきました。この辺は私自身過去の評価を反省しなければならないところだと思います。

[Music]

kagami_stararts
KAGAMI 『STAR ARTS』

何でこの人は、こんなにストレートで分かりやすいキメとかを多用するのに、それが自然に感じられるんだろうなぁと思います。つまり、無理矢理上げている感じがないのであります。もう絶対最後にトーキョーディスコが来ることが分かっているのに、それが来た時にトーキョーディスコキターという儀式的なスイッチもなければ、結局最後これかよみたいないやらしさも全く感じられず、ただひたすら素晴らしいのであります。天然の天才というイメージです。作家でいうと乙一の小説とか思い出しました。ディスコマシーン。disc 2も面白いなぁと思います。

10月13日(日)
[Music]
シングルまとめていくつか

hukadakyouko_saigonokajitsu hukadakyouko_saigonokajitsu2
深田恭子 「最後の果実」
All About Japanテクノポップで取り上げられて以来、気になっていたのであります。イントロから80年代っぽさ炸裂といった趣で、良質なポップミュージックだと思いました。なかなかすげ。
深田恭子 「イージーライダー」
2ndシングル。ファンキーディスコなのにイージーライダーとはこれいかに、という感じですが、メロディーが歌謡曲っぽいとか、少しおかしなバランスでそれが面白いと思いました。ここら辺から腹から出さないで少しくるしそうに歌うフカキョンの歌声がだんだん癖になってきました。
深田恭子 「キミノヒトミニコイシテル」
少し時期を飛ばして、小西康陽仕事で衝撃だったシングルです。「つーかピチカートじゃん!」というのはさておき、楽曲のレベルは高いと思います。過剰なまでのリズムが、こういう曲の場合は私には好印象です。カップリングの「スイミング(Mansfield Mix)」も過剰すぎと思いつつも楽しい感じです。
KAHIMI KARIE 「GIRLY」
でこのあとにカヒミ・カリィを聴いたらその差に面白くなってしまいました。こちらはヴォーカル活かしつつレベルの高いバックトラックという感じで、もう何か好き勝手に酷使している感じのフカキョンと比べると丁寧な作りこみを感じました。どちらも好きです。

10月12日(土)

ひさぶりにサークルの読書会へ顔を出しました。佐藤友哉『フリッカー式』でした。

[Music]
シングルまとめていくつか

ua_senkou
UA 「閃光」
レイハラカミがプロデュース、リミックスしています。この組み合わせには驚きつつも、聴く前は多少不安があったのですが、ハラカミたんお得意のキラキラした透明感のある音色は健在で、それにUAの深いヴォーカルがうまく溶け込んでいると思います。こんなに素晴らしい感じに仕上がるとは思っていませんでした。
capsule 「東京喫茶」
友人が気に入っていたので、入手してみました。この曲に関してはピチカートっぽいなぁというイメージです。他の曲もヴァリエーションは豊かなのですが、それぞれ「っぽい」とひとことで形容できそうな感じで、実力を感じさせつつもうまく取り込めていないと思いました。
青山陽一 「come and go」
微妙にずれ続けるメロディーは肩透かしの感じが強く、心地よさという点ではいまいちだなぁと思いました。でもギターとかドラムなんかはオーソドックスなイメージなんですよね。よくわからんです。一度アルバムで通して聴いてみたいと思いました。
奥田民生 「custom」
民生は歌い上げる感じの曲調だと少し苦手なのですが、これは音がシャープで良いバランスだったと思います。Joe BLANEYプロデュースって有名な人らしいですがよく分からないですが色々携わっているらしいです(経歴)
savage genius 「オレンジ」
全く聴いたこともないバンドを不意に聴いてみました。公式サイトはこちら。何かひとむかし前のインダストリアル的解釈の大衆向けロックと、朝日美穂に不思議系が入ったのようなヴォーカルの組み合わせで、その組み合わせは珍しいのかもしれませんが、面白いかといわれるとそうは思わなかったわけで(「ああ」さんというヴォーカルの名前は面白かったですが)。まだまだジャケ買いには修行が必要なようです。
The chemical brothers 「IT BEGAN IN AFRIKA」
ケムズってベタベタな展開に恥ずかしながらもやっぱ盛り上がってしまうっていう感じです。ひさぶりに聴いたこの曲はまさにそんな曲です。脳みそを根こそぎ持っていかれるような感じです。カップリングの「HOT ACID RHYTHM 1」とかもすごい曲名だと思います(内容はそうでもないです)。

10月11日(金)
[Music]

takahashiyukihiro_broadcastfromheaven
高橋幸宏 『BROADCAST FROM HEAVEN』

全体的にもやがかかったような優しい雰囲気だと思いました。良い音楽だと思いますが、ヴァンゲリスとか植松伸夫のようなアンビエントなゲームミュージックといった感じも想起しました。

10月10日(木)
[Music]

shedseven_changegiver
Shed Seven "Change Giver"

シェッド・セヴンの1st(94年)。以前からその実力を認めつつも、オンリーワンのバンドではないなぁと感じている彼らですが、このデビュー盤もそのイメージがやや強いかと思います。でも、ストレートな王道UKロックとしてのパワーは相当なものがあるように感じました。オアシスレベルで評価されるべきバンドだと思います。不遇な感じです。

10月9日(水)
[Music]

thereturnofvideogamemusic
V.A. 『THE RETURN OF VIDEO GAME MUSIC』

唐突に思い出したので買ってみました。中身は期待していたのとはだいぶ違っていて、ゲームの雰囲気を活かした楽曲でゲームのノリで興奮できるぞ! という感じでした。もっと無茶苦茶なアレンジとかあるのかなぁと思っていたのですが。あんま関係ないですが、これを聴きながら、レイ・ハラカミのドラゴン・バスターとか、KAGAMIのギャプラスのリミックスとかあったらかっこいいだろうなぁと思いました。

10月8日(火)
[Music]

blur "secret gig"

ブラーのライヴ盤。これがいわゆるブートレグというやつでしょうか。このCDがどの程度価値のあるものかは分かりませんが、他のライヴ盤を聴いていてもブラーのライヴ盤は原曲を超えないなぁと感じてしまいます。実際に見たことがないのでなんともいえませんが、アレンジしないと聴けない感じがします。全体的に弱いというイメージです。

10月7日(月)
[Book]
筒井康隆『エディプスの恋人』読了。最後の展開はびっくりでした。良いSFだなぁと感じました。

[Music]

terris_learningtoletgo
Terris "LEARNING TO LET GO"

カリスマっぽいヴォーカリスト、ギャヴィン・グッドウィン率いるテリス、正直もっと騒がれていいバンドだと思います。サウンドはUKのポップでダークな感じをグランジ風味に仕立てたようなイメージで、フラストレーションを爆発させそうでさせきらない感じがゾクゾクするような緊張感を生み出していると思います。アルバム通しても名曲ぞろいで飽きさせません。でも全体的なグルーヴ感というか、踊れる要素が弱いように感じてしまうのはマイナスだと思いました(ストロークスが見事なダンス・ミュージックであるのと比べて)。

10月6日(日)
[Movie]
怪奇大作戦をまとめて観ました。『人喰い蛾』、『散歩する首』、『死を呼ぶ電波』、『ジャガーの眼は赤い』、『霧の童話』、『氷の死刑台』、『オヤスミナサイ』です。この中では霧の童話が上原正三の力業を見せられました。ジャガー〜は別の意味ではしゃぎました。あとはそれほど面白いとは思えず、補完的な意味合いが強い作業になってしまった感がありました(参考:怪奇大作戦のあしあと)。

[Music]

takahashiyukihiro_lifetimehappytime
高橋幸宏 『LIFE TIME HAPPY TIME 幸福の調子』

何か休日の昼間とかにぽぉーっと聴くとすごく良いアルバムですね。幽玄という感じでした。「男において」の音のバランスとか(攻撃性とアンビエントな感じが混ざり合ったような)結構興奮しました。

10月5日(土)
[Music]

va_themodscene
V.A. "THE MOD SCENE 2"

60年代モッズのコンピレーション。私はこの辺まったく知らないので(ほとんど聴いたことのないバンドでした)、ほとんど先入観なしに気になったバンドを挙げてみます。SMALL FACES、THE BIRDS、THEM、THE KNACK、LULU、DOUBLE FEATURE、あたりでしょうか。小西康陽リミックスの「MAKE HER MINE」はかっけーながら、面白さが少なくて興奮はしませんでした。

10月4日(金)
[Music]

pealout_theunknownplaceq
PEALOUT THE UNKNOWN PLACE

ピールアウトの3rd。この頃はまだピアノを導入していないのでしょうか。このアルバムには『WILL』にあるような弾けたポップさが少なくて、どちらかというと重く強い音だと感じました。基本的には通して聴くと辛し。ただ、メロディーと歌詞の乗せ方はその実力を見せ付けていて、やはり好きな感じでした。

10月3日(木)
[Book]
前日の帰りに電車が事故で止まってしまい、待っている間に『朝のガスパール』が読み終わってしまいそうだったので本を買おうと思ったのですが、駅前に本屋の無いという驚きの駅であったので、仕方なくダイソーに逝ってああとうとう買ってしまったと長い言い訳をしつつ若桜木虔『湘南葉山の三重殺人』読了。彼に関してはまるでサラリーマンのような日記から、誠実だけど衝撃の無い作品を書くのだろうなぁと思っていましたが、「タクシーに乗った女性客が目的地に着くと胸に刃物を突き刺されて死んでいた!?」などと謎は魅力的ながら、解決になるとしょぼいという現実的な話でした。でもそれなりに読ませることはできているなぁと思いました。

[Music]

tomovsky_expo
トモフスキー 『EXPO』

「タイクツカラ」などは名曲だと思います。ヴォーカルを何重にもかぶせて歌う感じは強迫観念じみていて面白いです。暇という言葉はヒマラヤがルーツらしいです。ポップで少しダークな名曲が揃っていると思いました。

10月2日(水)
[Book]
筒井康隆『朝のガスパール』読了。私の脳はこの小説を大傑作と結論付けました。新聞連載、読者参加型、メタフィクション小説。投稿を罵倒するくだりになるとキターという感じで大興奮。そして終盤のメタ具合も最高でした。誰だ、筒井は小説じゃない方が面白いという稀有な小説家だなけけけ、とか思ってたのは。あっおれか。馬鹿め。

[Music]

underworld_hundreddaysoff
Underworld "A Hundred Days Off"

アンダーワールドからダレン・エマーソンが抜けて誰もが心配していたと思われる新譜ですがようやく聴きました。序盤は速いテンポでアンダーワールドの真骨頂か……と思いきや、意外に冗長な感じでありました。何というか、「Born Slippy」の出だし一発目の音の素晴らしさとか、「Cups」の終盤のトリップするフレーズ→ブレイクといったロック的な見せ場、そういうもの欠ける感じであります。それでいてテクノな興奮があるかといえばそれは突出して素晴らしいものではないと思いますし。実はこのアルバムはスローな感じになる4.「Sola Sistim」辺りからが本物なのではないかと思います。こちらの方がトリップ感たっぷりで個人的には堪能しました。

10月1日(火)
[Music]

nanawotavito_ameniutaeba
七尾旅人 『雨に撃たえば...! disc 2』

七尾旅人のデビュー盤。一番気に入った曲は「コーナー」でしょうか。キリキリした感じのメロディーと爆裂系のロック・サウンド、陶酔的なアレンジなどがとても良いと思いました。あとは「ルイノン」、「ガリバー2」あたりが良いかなと。でもアルバム通して聴くとやや雰囲気に食傷気味になってしまいました。そこら辺のバランスはまったく個人的な問題ですけども、少し合わないかなと感じました。


→ 2002年11月へ

← 2002年9月へ